vol.85 NEISSON BLANC 52.5°

NEISSON BLANC 52.5°
ネイソン ブラン 52.5°
フランス海外県マルティニーク島 / ネイソン蒸留所 /
52.5% / 700ml


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今回、ネイソンのシングルカスク2004が、ラムフェスタに登場!
日本のラム・ファンに向けて特別にボトリングされたシングルカスクを、ぜひ、味わってください!
もうひとつ、新商品が発表になるとか・・・。当日のお楽しみです!
(編集部)
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創始者ジャン・ネイソンは1932年、ル・カルベ村のチュベールに、蒸留所と40ヘクタールのサトウキビ園を得る。
ちなみにル・カルベ村は、コロンブスが最初に上陸した場所と言われており、サン・ビエールへ続く美しい海岸線上にある。
現在はマダム・ネイソンと、その息子達が蒸留所を経営している。
このボトル(52.5%)は、蒸留所近郊(チュベール)で獲れる特別なサトウキビのみを用いて作られている。ブルーケインという糖度の高い品種で、加水も段階的に行なわれている。
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タフィア
濃厚で、官能的な甘い香り。口に含むと、甘くて力強い気泡が、
後から後から溢れ出てくるイメージ。
ネイソンは現地で、女性的なラムと言われている。
確かに、美しく華やかで、炎のように激しいクレオールの女性
を思い出す。
kojiqymmt
飲みやすい!
「砂糖黍ジュースが一番ウマい」と言うのも納得のウマさ。
度数を感じさせないミルキーで円やかなコク。
そう、合言葉は「ミルキー!」ストレートはもちろん、
実はミルクで割っても意外とウマかったりする!
底の知れないポテンシャルを秘めた一本。
ハバネコっ!
「私にとっては、割りたくないラムだな」するとバーテンダーが
「本来52.5%は、それだけでパーフェクトバランス、何も割る
必要はないからね」と教えてくれた。
「なるほどねっ」知ったような返事をしつつ、
内心「そうなんだー」と、また一杯進めたのでした・・・。
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vol.84 SAINT JAMES IMPERIAL BLANC

RHUM JM BLANC
セント ジェームス インペリアルブラン
フランス海外県マルティニーク島 / セントジェームス蒸留所 /
40% / 700ml


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お馴染みのセントジェームスも、8つのボトルでラムフェスタ2010に登場します!
セミナーでは、新商品、CUVEE D’EXCELLENCEが試飲可能!!
私もボトルは拝見したものの、指をくわえて見ているだけです。
どんな美味しさなんだろう・・・楽しみですね!!
もちろん、今回ご紹介するブランも、マルティニーク最多の流通量を誇るメジャーブランドです。ティポンシュにすると、ほんのり甘く軽い口当たりで、ついつい飲みすぎてしまう。ラムフェスタでは飲みすぎないように、注意が必要ですww
(編集部)
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マルティニーク島の中部からやや北東の町サン・マリーにある巨大な蒸留所である。
元々は、1685年、サン・ピエール近くのフォン・サン・ドニにできたアビタシオンが起源。
現在は、フランスの大手酒造メーカー・バーディネー&マルティニケーズ社の傘下となっており、現在アグリコールラムのみを製造。
蒸留所内には、ミュゼ(博物館)やクレオール料理のレストランが併設されている。
セントジェームスでは6本の柱状蒸留機をかかえ、多くの銘柄を作り分けている。
島内ですでに閉鎖された蒸留所のブランド、J・バリー、G・アーディー、マニーバなどを作っているが、あくまで第一ブランドは、このセント・ジェームスとJ・バリーで、その他はスーパーなどに流出される第2ブランドとして存在する。
このブランは、最低3ヶ月間貯蔵し加水調整されボトリングされる。
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えび
アグリコールラムとしては比較的穏やかな香り。優しい香り
の中にハーブやパイナップルなどの爽やかさを感じる。
味わいは際立った主張は無いが、甘みや酸味などの
バランスが良く、カクテルへの汎用性が高い。
口に含んだ瞬間、なぜかくず餅を思い出しました。
Bashi
香りは若々しい草花のよう。
味わいは、日本酒の様にスムーズに入り、そのまま消えて
行く感じ。洋梨の様なほんのりフルーティーさも感じます。
食事などに合わせても邪魔しないで飲める、
オールマイティーなタイプです。
ネグリタ
マルティニークのブランには珍しく、40度と度数が低い。
低いだけあって、丸い。
舌にほんのりスパイスを感じるものの、全体的にやわらかい。
ロックにすると甘さが際立って、私にはこちらの飲み方の
ほうが好み。フルーツリキュールを垂らしてみても良いかも。
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vol.83 SAINT‐ETIENNE BLANC

RHUM JM BLANC
サンテティエンヌ ブラン
フランス海外県マルティニーク島 / アビタシオン・サンテティエンヌ(シモン蒸留所) /
40% / 700ml


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HSEサンテティエンヌは、今回、シングルモルトフィニッシュ2002の新商品でセミナー参戦!!
パッケージ・デザインも新しくなって、進化するブランド・サンテティエンヌの新しい試みが聞けるのは、本当に楽しみです!!
今回、生産者を代表して来日されている、ティボーさん、MXテレビに出演してティポンシュをご馳走したのですよ!ご覧になった方はいらっしゃいます!?
(編集部)
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島の中央より、やや北に行った場所グロ・モルヌにある蒸留所。
1893年に製糖工場として創業。現在ではアイヨのグループ傘下となっている。
現在は伝統的な銅製のクレオール式蒸留機2塔が、シモン蒸留所に移設され、そこから75%のアルコールがタンクローリーで運ばれ、供給を受けている。
このブランは運ばれた後、ステンレスタンクで加水調整しボトリングされる。
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Hiro
ハチミツや林檎のような甘い香りが漂う。
口当たりは、まろやかでスムースな印象。
フレッシュなサトウキビ、オレンジ系のフルーティーさ、
ほんのり潮気などが感じられ夏を連想させる。
とてもバランスが良く、カクテルベースにも抜群です。
トッティー
白胡椒のようなスパイシーな香りと飲み口で、
軽やかではあるが複雑味もあり、 酸味・苦味・甘みと
徐々にバランス良く口の中に広がる。
鼻に抜ける植物香が爽やか。
ライムとの相性も良く、ラムソニックがオススメ!
アベ
サトウキビの甘さと青々しさが同時に現れる。
非常にやわらかい口当たりで、甘さや香りの主張は強くないが、
かすかに桃のような甘みを感じる。
塩っぽい余韻がやさしく残る、さっぱりとした印象が強い一杯。
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vol.82 RHUM JM BLANC

RHUM JM BLANC
ラム ジーエム ブラン
フランス海外県マルティニーク島 / ジーエム蒸留所 /
50% / 1000ml


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J.Mは、ティポンシュ・ベースでもお選びいただける他、漬けラムでも楽しんで頂けるよう、現在、仕込み中です。
更にさらに、予定されているセミナーでは、SINGLE CASK 2003が御味見できるとか!!(もちろん、会場内でもドリンク・チケットで飲めます。)
セミナーは、協会メンバーがインタビュアーとなって、生産者の方にお話しを伺います。どんな美味しさの秘密が語られるのか、楽しみですねー♪セミナーの席数は限られていますが、NEWボトルの味見をしつつ、現地のお話しを聞けるなんて贅沢!ぜひ、覗いてみてくださいね。
そうそう、それ以外にもRHUM J.Mの新商品が入るそうです。当日のお楽しみ♪ということで、今はまだ、未発表ですが・・・ww
(編集部)
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蒸留所は北東の街マクーバのジャングルの中にあり、サン・ピエールの御商だったジャン・マリー・マルタンが、ファン・プレヴィルの製糖工場を買い取ったのが始まり。
現在は、イヴ&ベルナール・アイヨ・グループが経営権を持っている。
発酵は48時間、蒸留は2つの銅製クレオール式蒸留機を使用。
このブランは、ステンレスタンクに6ヶ月間貯蔵し、その後、半年かけて加水しボトリングされる。
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RYO
香りは、洋梨の甘い香り、シナモン、ナツメグの様な
スパイシーさを感じる。
口に含むと、最初は、洋梨やシェリーの様な甘味が出て、
段々とドライに変化して、スパイシーに切れ上がって行く。
ショーゴ
非常に爽やかな香り。
キウイやグレープフルーツなどのフレッシュさも。
力強く、インパクトありドライな感じ。
口の中でほのかに甘さが広がる。
アベ
アグリコール・ラム特有の青々しさよりも甘みが目立つ香り。
香りの印象とは異なり、口に含むと青々しさが一気に開き、
後から甘みが追いかけてくる。
ずっしりとしたボディの太さを感じられ、
余韻も長く楽しめる。
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vol.81 J・BALLY BLANC

J・BALLY BLANC
J・バリー ブラン
フランス海外県マルティニーク島 / J・バリー蒸留所 /
50% / 700ml


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フレンチ・クレオール・ラムの祭典、ラムフェスタ2010まで、あとわずか。
ここからしばらくは、ティポンシュ・ブースで楽しめるベースのブランをご紹介していきます。
すでにご紹介済みのボトルに加えて、新たにご紹介する第一弾はJ・バリー・ブラン。
昨年も登場したボトルですが、味わった方はいらっしゃるでしょうか。J・バリーの生産者ブースでは、スペシャル・ボトルも提供される模様です。
飲み比べてみても、面白いですね!
(編集部)
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ル・カルベにバスクの小貴族だったド・ラジェス男爵が土地を買い、そこに1776年、アビタシオンを作った。
1920年、既に19世紀からラムを作っていたバリー一家が領地を買い取る。
その一家の1人、ジャック・バリーは、サトウキビ農園を新しくし蒸留所の設備を近代化させた。
彼はアグリコールラムをオーク樽で熟成させ、マルティニークで良質なラムが出来た年にヴィンテージをつけた最初の人である。
それから1987年に突如、蒸留を停止。
その後は、セント・ジェームスがブランド名、蒸留所設備、レシピなどを引き継いでJ・バリーを作り続けている。
このブランは、ステンレスタンクで最低3ヶ月貯蔵。50°と55°の2種類がある。
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Hiro
香りはあまり強くないが、仄かに磯っぽさが感じられる。
口当りはまろやかで、フレッシュなサトウキビの甘味と
酸味が感じられ、夏みかん、マスカット、シトラスなどの
風味が漂う。
ティ・ポンシュとも相性が良い夏らしいラム。
bashi
甘くて華やかな香りで少し酸味もあり、まだ熟成していない
果実の様な感じ。
味わいは、ほど良い甘味で青林檎などの若々しいフルーティー
な味わいを感じる。
どしっと落ち着いて味わえるブランです。
Takael
アグリコールならではのサトウキビの蒼さを感じる。
少しケールのような青い苦味と、焼酎のようにきゅぅっと
喉をやくような味わい。その苦味の奥にサトウキビの甘さを
感じられたら、あなたもアグリコール通(笑)!?
砂糖とライムと相性抜群。ティポンシュ・ブースで是非!
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>>> ボローニュ ブラン を 飲める店
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