vol.80 BOLOGNE BRANC

BOLOGNE BRANC
ボローニュ ブラン
フランス海外県グアドループ島 / ボローニュ蒸留所 /
55% / 1000ml


17世紀にブラジルで精糖業をしていたボローニュ家が創設。
1830年、アメノエル家が継いでナポレオン時代まで奴隷を使った精糖工場を経営。
1873年、アメノエル家は投落し税金が払えず、ボローニュ蒸留所を建てた。
1930年、ルイ・サルジョントン・カラーが継ぎ、アグリコールラムのみを作るようになる。
サトウキビの刈り取りは、全て手刈りで行われている。
発酵は48時間、柱状蒸留塔で蒸留され、75%のアルコールを得る。
得られたアルコールを65%に加水調整し、ステンレスタンクに3ヶ月入れて良くない成分を飛ばす。
その後、10日間木樽に入れ、もう一度ステンレスタンクに入れて加水調整される。
ボローニュは、長い間ブランのみを作っていた蒸留所だったが、現在アンブレとヴィユーもリリースされている。
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RYO
香りは、青林檎、レモンピールなど、フルーティーで柑橘系を
感じる。
味は、砂糖きびの甘さがほど良く出ていてすっきりしている。
他のグアドループのブランと比べるとまろやかできめが
細かくてドライ。
マルティニークのブランに割と近い感覚で飲めます。
トッティー
植物の茎の香りのようなアグリコール独特の香りのなかに
甘さを感じる。
口に含むと糖蜜の甘味とフローラルな香りが口の中に広がり、
次にアグリコールらしい旨味、後に潮っぽいドライ感が残る。
カリブの海岸でフルーツを食べながら飲みたいラム。
ハバネコっ!
風邪のせいかなぁ、フルーツぽい香りがする。舌に伝わる
ビリッと感がセクシーな夏の男をイメージさせる。
日々、浴びるように飲んでいるボローニュなのですが、
改めて試飲すると、こんなにも色っぽかったか。
飲み干した後、口に空気を含むとフワッと甘味が広がる、
本当に油断も隙もないジゴロなボローニュブランでした。
騙されてみればぁ~!
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