vol.79 BOUNTY

BOUNTY
バウンティ
セントルシア / 40% / 700ml


セントルシアは、カリブ海・西インド諸島、マルティニーク島の南方に位置する。
旧イギリス植民地であり、現在はイギリス連邦の一員である。
バウンティの製造元は「セントルシア・ディスティラーズ」
ここでは25種のラムと、ラム関連商品を作っている。
1950年代後半セントルシアでは、地方の小規模蒸留所を除き、デネリー蒸留所(バーナード家所有)と、ロゾーベイ蒸留所(ロゾーのギーストが所有)のみが残っていた。
この2つは1972年に合併。
1992年、バーナード家はギーストのシェアを買い取り、1997年にトリニダットを拠点とするアンゴスチュラ社にシェアを売る。2005年には、シェアをCLICO(保険会社)に売却、バーナード家の3代目がマネージング・ディレクターを務め、現在に至る。
ここでは、糖蜜(モラセス)をガイアナから輸入し、24~30時間発酵させる。
蒸留器はブランド別に使い分けされるが、バウンティは連続式蒸留器で蒸留され、アメリカンオーク樽で熟成される。
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Hiro
フルーティで爽やかな香りは、青りんごやラ・フランスを
連想させる。
ソフトな飲み口の中に、ほんのりとココアのような甘さが漂う。
舌には程よい潮気が残り、心地良い余韻へと続いてゆく。
個人的に、オイスターなどを食しながら飲みたいラム。
shiro
鼻先を近づけるとかすかにキャラメルの甘さを思わせる
優しい香り。
口に入れれば、ふんわりとした甘味と軽い口当たり。
爽やかに飲めるさっぱりと軽いラムである。
アベ
香りはそれほど強くはないが、かすかにバニラや
オレンジのような香りを感じる。
飲み口は軽く、ピーナッツのような香ばしさと甘さが
口の中にやさしく残る。
ソーダで割って飲むのもおすすめです。
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SCREW DRIVER / Bar Lamp / KingRum / BAR Julep / Tafia
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