vol.67 SAINT-JAMES “Hors d’Age”

SAINT-JAMES “Hors d’Age”
セントジェームス オルダージュ
フランス海外県マルティニーク島 /
セントジェームス蒸留所 / 43% / 700ml


マルティニーク島の中部からやや北東の町サン・マリーにある巨大な蒸留所である。
元々は、1685年、サン・ピエール近くのフォン・サン・ドニにできたアビタシオンが起源。
現在は、フランスの大手酒造メーカー・バーディネー&マルティニケーズ社の傘下となっており、現在アグリコールラムのみを製造。
蒸留所内には、ミュゼ(博物館)やクレオール料理のレストランが併設されている。
セントジェームスでは6本の柱状蒸留機をかかえ、多くの銘柄を作り分けている。
島内ですでに閉鎖されたブランド、J・バリー、G・アーディー、マニーバなどを作っているが、あくまで第一ブランドは、このセント・ジェームスとJ・バリーで、その他はスーパーなどに流出される第2ブランドとして存在する。
このオルダージュを含むヴィユー(3年以上熟成したもの)以上は、木樽で熟成されたのちステンレスタンクに移され、冷却濾過されてからボトリングされる。
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えび
葉巻・オレンジピール・パイナップルなどを感じるとても
豊かな香り。
オレンジジャムのような甘酸っぱさから始まり、コショウの
ようなスパイシーさへ、その後ドライなフィニッシュ・・・。
ミディアムボディだが、次々と変化していく深い味わい。
鼻から抜ける香ばしさも印象的。
shiro
口当たりはとても上品で滑らか。
果実を思わせる華やかで豊かな香り、味を楽しむことができる。
そして、長く続く余韻を十分に楽しむことのできる洗練された
ラムであり、マルティニークらしさが感じられるラムである。
ネグリタ
さすがオルダージュ、香りからしてメロウ感たっぷりです。
この香り何に例えたら良いだろう…と考えつつ最後のひと口を
飲み干した瞬間に現れたのが、少し焦げたようなキャラメル。
なんとも香ばしく、味わいもやはり品良くメロウ。
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>>> セントジェームス オルダージュ を 飲める店
SCREW DRIVER / Bar Lamp / KingRum / BAR Julep / Tafia
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