vol.60 RHUM JM 1990

RHUM JM 1990
ラム ジーエム 1990
フランス海外県マルティニーク島 / ジーエム蒸留所 /
49.6% / 700ml


蒸留所は、北東の街マクーバのジャングルの中にあり、サン・ピエールの御商だったジャン・マリー・マルタンが、
ファン・プレヴィルの製糖工場を買い取ったのが始まり。
現在は、イヴ&ベルナール・アイヨ・グループが経営権を持っている。
発酵は48時間、蒸留は2つの銅製クレオール式蒸留機を使用。
毎年、同じ蒸留年の樽を全て大きなタンクに移し、天使の分け前分(樽の吸い込みとアルコール蒸発よる目減りのこと)に、新しいラムを補墳して各樽に戻す。そこから加水をせずに瓶詰めされる為、毎年わずかにアルコール度数が異なる。
この1990は180~200リッターの内側を焼き直した樽で10年熟成の後ボトリングされている。
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Hiro
ジンジャーなどのスパイス感の中に優しく広がるプラムや
サトウキビの香り。
飲んでいるのは空き頃だが、舌には相変わらずのインパクト。
アイラモルトを思わせる潮気、葡萄、オレンジなどの果実味、
鼻からはバニラの風味が心地よく抜けていく。
長い余韻にもうっとりです。
トッティー
鼻に抜けるほんのりした甘い香りの中に、シナモンや
朝鮮人参などのスパイシーな香りも感じられる。
辛口な味わいの中に、胡椒のスパイシーさや糖蜜の甘味が
とてもバランスよく合わさっている。
マカデミアナッツと相性が良い。
辛口のシガーとも合わせたい。
ハバネコっ!
モルトのような味わい、酒のみには誰からも愛される
タイプだと思う。私ならバニラアイスを食べながらチミチミ
飲みたい。本を読みながらチミチミと飲みたい。
いつのまにか眠ってしまったら、すごく幸せだろうなぁ~。
ソファでうっかり眠ってしまった時の気持ちのよさのような
素敵な一本でした。
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