vol.43 RUM NATION MARTINIQUE “Hors d’Age”
RUM NATION SINGLE DOMAINE RUM-1/9
+++++++++++++++++++++++++++++
世界のラムvol.43~vol.51まで、ボトラーズブランド・ウィルソン&モーガン社が手がける「ラムネイション・シリーズ」を、計9本紹介していこうと思います。
その前に・・・今回初めて出てきた言葉「ボトラーズ」。モルト好きな方には当たり前かもしれませんが、よくご存知無い方のために、簡単にご説明します。
■ボトラーズとは?
瓶詰め業者のことです。
蒸留所の原酒を樽ごと買い付け、独自で樽の種類を変えたりしながら熟成、ビンテージなども手掛け瓶詰めまで行います。
各社の手法も様々なので、モルトウイスキーを中心に個性豊かなボトルたちがリリースされています。
■ウィルソン&モーガン社とは?
イタリアの資本で、スコットランドのエディンバラに拠点を置いているボトラーズブランドです。
1999年より「ラムネーション・シリーズ」をリリースしています。
ボトルに明記されているのは原産国のみで、どこの蒸留所かは明かされていません。
今までご紹介した蒸留所のラム酒も、原酒となっているかもしれませんよ?どのラム酒が原酒となっているかを想像しながら飲むのも楽しそうですね。
------------------------------
RUM NATION SINGLE DOMAINE RUM
(ラムネイション・オフィシャルページ より引用)
カリブ海とラテンアメリカの「精神」とも言える、長い歴史の中で「rum」「rhum」「ron」と、地域により呼び名が変わってしまったが、その精神は今も活き続けています。
それぞれ「香り」「味わい」「個性」があり、国や地域によりその味わいが違います。
赤道や南国の気温により変化をもたらす味わいの変化を、厳密に調査し、蒸留所と原酒を選び抜き、ブレンドすることなく本来の味わいを楽しめるようなラムを、1999年より「ラムネイション」と言う名前でリリースしました。
単一蒸留所で違う熟成年数の樽をブレンドすることなく、ユニークで記憶に残るようなラムを、シングルモルト同様に限定でボトリングしています。
(引用終わり)
-------------------------------
それでは、早速、ラムネイション・シリーズ1本目をご紹介しましょう。
まずは、ラム酒ファンの中ではもはや知らない人はいない(?)カリブ海に浮かぶマルティニーク島のボトルから!!

RUM NATION MARTINIQUE “Hors d’Age”
ラムネイション マルティニーク オルダージュ
フランス海外県マルティニーク島 / 43% / 700ml


マルティニーク島からリリースされているのは2種類。オルダージュと12年です。今回は、オルダージュのみのご紹介ですが、今年はラムネイション10周年記念で、「アニバーサリー・デカンターボトル/12年」が出るとか。
お店でみかけたら、ぜひ、飲み比べてみてくださいね。
+++++++++++++++++++++++++++++
Hiro
プラムやオレンジ、程良くコーヒーなどが香る。
アグリコール独特の軽く砂糖を煮詰めたような甘み、
ベリー系の味わい、軽めな酸味、樽香とバランスの良さが
伺える。
フィニッシュはスッキリとしていて、グレープフルーツのような
柑橘さが残る。
ショーゴ
深いゴールドな色合いと華やかな甘い香りに、
甘美なフランスらしさを思わせる。
表すなら熟した洋梨やりんごの香り。
焼きりんごやバターキャラメルな味わいだが、
べたつくなく柔らかい甘さに静かに浸れる。
Takael
葡萄酒のように、果実味たっぷりの甘い香り。
口に含むとピリっとアルコールの強さが嫌みなく、
鼻から抜ける樽香に感じるタンニンも熟した葡萄酒を
思わせる。アグリコールの切れの良さが小気味良い。
フレンチ・ラムらしい複雑ながらバランスのとれた1本。
>>>各テイスターのプロフィールはこちら
>>> ラムネイション マルティニーク オルダージュ を 飲める店
SCREW DRIVER / Bar Lamp / KingRum / BAR Julep / Tafia
ブログランキングに参加しています!
← 応援の一押しをぜひ!
世界のラムvol.43~vol.51まで、ボトラーズブランド・ウィルソン&モーガン社が手がける「ラムネイション・シリーズ」を、計9本紹介していこうと思います。
その前に・・・今回初めて出てきた言葉「ボトラーズ」。モルト好きな方には当たり前かもしれませんが、よくご存知無い方のために、簡単にご説明します。
■ボトラーズとは?
瓶詰め業者のことです。
蒸留所の原酒を樽ごと買い付け、独自で樽の種類を変えたりしながら熟成、ビンテージなども手掛け瓶詰めまで行います。
各社の手法も様々なので、モルトウイスキーを中心に個性豊かなボトルたちがリリースされています。
■ウィルソン&モーガン社とは?
イタリアの資本で、スコットランドのエディンバラに拠点を置いているボトラーズブランドです。
1999年より「ラムネーション・シリーズ」をリリースしています。
ボトルに明記されているのは原産国のみで、どこの蒸留所かは明かされていません。
今までご紹介した蒸留所のラム酒も、原酒となっているかもしれませんよ?どのラム酒が原酒となっているかを想像しながら飲むのも楽しそうですね。
------------------------------
RUM NATION SINGLE DOMAINE RUM
(ラムネイション・オフィシャルページ より引用)
カリブ海とラテンアメリカの「精神」とも言える、長い歴史の中で「rum」「rhum」「ron」と、地域により呼び名が変わってしまったが、その精神は今も活き続けています。
それぞれ「香り」「味わい」「個性」があり、国や地域によりその味わいが違います。
赤道や南国の気温により変化をもたらす味わいの変化を、厳密に調査し、蒸留所と原酒を選び抜き、ブレンドすることなく本来の味わいを楽しめるようなラムを、1999年より「ラムネイション」と言う名前でリリースしました。
単一蒸留所で違う熟成年数の樽をブレンドすることなく、ユニークで記憶に残るようなラムを、シングルモルト同様に限定でボトリングしています。
(引用終わり)
-------------------------------
それでは、早速、ラムネイション・シリーズ1本目をご紹介しましょう。
まずは、ラム酒ファンの中ではもはや知らない人はいない(?)カリブ海に浮かぶマルティニーク島のボトルから!!

RUM NATION MARTINIQUE “Hors d’Age”
ラムネイション マルティニーク オルダージュ
フランス海外県マルティニーク島 / 43% / 700ml


マルティニーク島からリリースされているのは2種類。オルダージュと12年です。今回は、オルダージュのみのご紹介ですが、今年はラムネイション10周年記念で、「アニバーサリー・デカンターボトル/12年」が出るとか。
お店でみかけたら、ぜひ、飲み比べてみてくださいね。
+++++++++++++++++++++++++++++
Hiro
プラムやオレンジ、程良くコーヒーなどが香る。
アグリコール独特の軽く砂糖を煮詰めたような甘み、
ベリー系の味わい、軽めな酸味、樽香とバランスの良さが
伺える。
フィニッシュはスッキリとしていて、グレープフルーツのような
柑橘さが残る。
ショーゴ
深いゴールドな色合いと華やかな甘い香りに、
甘美なフランスらしさを思わせる。
表すなら熟した洋梨やりんごの香り。
焼きりんごやバターキャラメルな味わいだが、
べたつくなく柔らかい甘さに静かに浸れる。
Takael
葡萄酒のように、果実味たっぷりの甘い香り。
口に含むとピリっとアルコールの強さが嫌みなく、
鼻から抜ける樽香に感じるタンニンも熟した葡萄酒を
思わせる。アグリコールの切れの良さが小気味良い。
フレンチ・ラムらしい複雑ながらバランスのとれた1本。
>>>各テイスターのプロフィールはこちら
>>> ラムネイション マルティニーク オルダージュ を 飲める店
SCREW DRIVER / Bar Lamp / KingRum / BAR Julep / Tafia
ブログランキングに参加しています!
