ハイチアート展と募金
大変ご無沙汰をしており、申し訳ありません。
1月12日ハイチ地震から1年を迎え、改めて復興を願う「ハイチアート展」が永田町の憲政記念館で行われました。
日本ラム協会も、輸入元である株式会社スマイル様のご協力のもと、ハイチアート展にご来場の皆さまにバルバンクールをテイスティング頂くコーナーを設け、ハイチへの支援を訴える機会を得ました。
国会議事堂前にある憲政記念館
初日、1月11日は、ハイチアート展の主催者であるアートが命を繋ぐプロジェクトチーム(ハイチ絵画芸術救援実行委員会、(株)三河屋奥右衛門、(特活)日本リザルツ)の方の開会の辞に始まり、
日本ハイチ友好議員連盟会長でもある谷垣禎一自民党総裁のハイチ支援についてのお話し、
ウィネアー ジャン バティスト ハイチ共和国代理大使から支援に対する御礼があり、
また、「ストップ結核パートナーシップ推進議員連盟」副会長である大河原まさこ議員からはハイチでの結核対策の緊急性が語られました。
このように、党派を超えて、ハイチ支援に多くの議員の方も関心をもたれているというのは、とても心強く感じます。
主催者のお一人、三河屋奥右衛門様の所有するハイチアートが並べられた展示場
カラフルなハイチアートは、実際には乱伐によって禿げ山が多く、多くの人が貧困に苦しむハイチの人びとの、いわゆる憧れの楽園を描いています。テーマとして描かれる豊かな自然と動物たちのいる楽園と、画家として名を馳せることで貧困からの脱却したいという希望とが重なりあって、その絵に現れる強く温かなハートに心を打たれます。
その開場の一画に日本ラム協会もバルバンクールの試飲コーナーを設けました。
ハイチを訪れたことがある方は、皆ご存知のバルバンクール
お昼間の会でもあるので、本当に一口ずつですが、ご来場者の皆さまに味わって頂きました。
ハイチで作られたラム酒の素晴らしさと、ラム酒作りという産業がハイチの雇用を創設する一端を担っていることをお伝えできたと思います。
また、震災の日から丸1年である12日には、ストップ結核推進議員連盟事務局長である浜田まさよし議員、古屋範子議員も早朝から訪れ、ハイチアートをご覧になりながら、ハイチ支援の現状と今後について主催者の方々と懇談されていました。
午後には、ハイチ絵画芸術救援実行委員会の松田重昭氏によるハイチ芸術の魅力についてのレクチャーや、松田氏と姫井由美子議員との対談等があり、2日間ではありましたが、充実の展覧会となりました。
姫井議員にバルバンクールを通じた支援活動を伝える協会員
私ども、日本ラム協会では、昨夏よりハイチ大使館と募金先についてご相談し、ハイチのマザーテレサと呼ばれる日本人医師で修道女のシスター須藤さんの活動に寄付することを検討してきました。しかし、お渡しする方法を模索しながらも、被災の混乱の中にあるハイチとの協議でもあり思うように進まず、苦戦しておりました。
今回、このハイチアート展のお手伝いをさせて頂くことでご縁があり、来月、このアート展の募金をシスター須藤に直接お手渡しする際に、ラム協会の募金も託すことが可能である、というお話しを頂きました。
沢山の募金をお預かりしながら、中々ご報告できるまでに状況が調わなかったこと、深くお詫び申し上げるとともに、ここに、ハイチ募金の正式なお渡し先が決定致しましたことを、ご報告申し上げます。
クリスト・ロア宣教修道女会 シスター須藤昭子氏のハイチ支援活動に、全額支援いたします。
つきましては、現在まで、募金箱を設置頂いていた店舗の皆さまに、1月31日(月)までに、下記募金専用口座までお振込頂けますよう、お願い申し上げます。
<銀行名/支店名>三菱東京UFJ銀行/吉祥寺支店
<口座番号>0091392
<口座名> ハイチ地震募金口 日本ラム協会 代表 海老澤 忍
よろしくお願い申し上げます。
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1月12日ハイチ地震から1年を迎え、改めて復興を願う「ハイチアート展」が永田町の憲政記念館で行われました。
日本ラム協会も、輸入元である株式会社スマイル様のご協力のもと、ハイチアート展にご来場の皆さまにバルバンクールをテイスティング頂くコーナーを設け、ハイチへの支援を訴える機会を得ました。

初日、1月11日は、ハイチアート展の主催者であるアートが命を繋ぐプロジェクトチーム(ハイチ絵画芸術救援実行委員会、(株)三河屋奥右衛門、(特活)日本リザルツ)の方の開会の辞に始まり、


また、「ストップ結核パートナーシップ推進議員連盟」副会長である大河原まさこ議員からはハイチでの結核対策の緊急性が語られました。
このように、党派を超えて、ハイチ支援に多くの議員の方も関心をもたれているというのは、とても心強く感じます。

カラフルなハイチアートは、実際には乱伐によって禿げ山が多く、多くの人が貧困に苦しむハイチの人びとの、いわゆる憧れの楽園を描いています。テーマとして描かれる豊かな自然と動物たちのいる楽園と、画家として名を馳せることで貧困からの脱却したいという希望とが重なりあって、その絵に現れる強く温かなハートに心を打たれます。
その開場の一画に日本ラム協会もバルバンクールの試飲コーナーを設けました。

お昼間の会でもあるので、本当に一口ずつですが、ご来場者の皆さまに味わって頂きました。
ハイチで作られたラム酒の素晴らしさと、ラム酒作りという産業がハイチの雇用を創設する一端を担っていることをお伝えできたと思います。
また、震災の日から丸1年である12日には、ストップ結核推進議員連盟事務局長である浜田まさよし議員、古屋範子議員も早朝から訪れ、ハイチアートをご覧になりながら、ハイチ支援の現状と今後について主催者の方々と懇談されていました。
午後には、ハイチ絵画芸術救援実行委員会の松田重昭氏によるハイチ芸術の魅力についてのレクチャーや、松田氏と姫井由美子議員との対談等があり、2日間ではありましたが、充実の展覧会となりました。

私ども、日本ラム協会では、昨夏よりハイチ大使館と募金先についてご相談し、ハイチのマザーテレサと呼ばれる日本人医師で修道女のシスター須藤さんの活動に寄付することを検討してきました。しかし、お渡しする方法を模索しながらも、被災の混乱の中にあるハイチとの協議でもあり思うように進まず、苦戦しておりました。
今回、このハイチアート展のお手伝いをさせて頂くことでご縁があり、来月、このアート展の募金をシスター須藤に直接お手渡しする際に、ラム協会の募金も託すことが可能である、というお話しを頂きました。
沢山の募金をお預かりしながら、中々ご報告できるまでに状況が調わなかったこと、深くお詫び申し上げるとともに、ここに、ハイチ募金の正式なお渡し先が決定致しましたことを、ご報告申し上げます。
クリスト・ロア宣教修道女会 シスター須藤昭子氏のハイチ支援活動に、全額支援いたします。
つきましては、現在まで、募金箱を設置頂いていた店舗の皆さまに、1月31日(月)までに、下記募金専用口座までお振込頂けますよう、お願い申し上げます。
<銀行名/支店名>三菱東京UFJ銀行/吉祥寺支店
<口座番号>0091392
<口座名> ハイチ地震募金口 日本ラム協会 代表 海老澤 忍
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第2回 ハイチ地震救援金 募金のお知らせ
ハイチ大地震から2ヶ月半が経過し、日々のニュースで取り上げられることも少なくなり、現地の情報が私たちには、ますます入りにくくなっています。
先週、岡田外相が現地訪問された際の記事等を拝見しても、とても復興の兆しなどは感じられず、国際社会に要請された援助金も半分しか集まっておらず3,4か月で食糧支援に支障が出る予測、など、明るいニュースはありません。
日本ラム協会では、今後も引き続き、募金箱設置および、募金への呼び掛けを続け、少しでもハイチ復興に役立てればと考えています。
― 募金要綱 ―
【期 間】
第2回:2月1日(月)~4月30日(金)
【募金方法】
■店舗の募金箱へお預け頂く
募金箱は日本ラム協会の呼び掛けにご賛同くださった店舗に設置されています。
お近くの店舗にお立ち寄りの際は、ぜひ、よろしくお願いします。
<日本ラム協会では、ハイチ地震救援金の募金箱を設置下さる店舗を募集しています。詳しくはこちら>
【募 金 先】
■在日ハイチ大使館要請のNGO(4月末決定)
在日ハイチ大使館と協議の上、募金日現在(4月末現在)最も必要とされているNGOに、日本ラム協会を通じて募金させて頂きます。
これは、第1回募金をお届けした際に伺った、ハイチ代理大使の要請に基づくものです。
【募金報告】
店頭にて皆様からお預かりした寄付金は、日本ラム協会が責任を持って「在日ハイチ大使館ご希望のNGO」へ全額募金いたします。
またご協力いただいた店舗名、募金額をご報告すると共に、現地での用途を確認してお知らせいたします。
(発表は日本ラム協会ウェブサイト、日本ラム協会公式ブログ、ミクシィ日本ラム協会公式コミュニティ上を予定)
+++++++++++++++++++++++++++++
■ハイチにとってのバルバンクールとは
「バルバンクールは、ハイチに現存する唯一のラム蒸留所」
バルバンクールの名を知らないハイチの人はほとんどいません。
しかし、一握りの一般人がヴードゥーの儀式の際、神への供物として祭壇に捧げることがあるだけで、嗜好品として飲んだことのある人は数少ないのが現状です。
今回、震源地となつた首都ポルトー・プランスの東部に、600ヘクタール以上のサトウキビ畑があります。
その20%は蒸留所所有の農園、それ以外は200以上の大小契約農家が全て手刈りで収穫し、年間12000トンのサトウキビを搾っています。
サトウキビの収穫が、なぜ機械を使わず未だ手刈りで行われているのか?
ハイチの失業率は、70%以上といわれており、苦しい生活を余儀なくされている人々に、直接的、間接的な雇用を作り出すためだからです。
バルバンクールは、ハイチの人々にとって大切な生命線の一つなのです。
+++++++++++++++++++++++++++++
ハイチのラム酒、バルバンクールを知って頂くことで、
より、ハイチ地震救援金の意義を感じて頂ければと思います。
皆さまのご協力を、心よりお願い申し上げます。
***************************
【募金箱設置のお願い】
日本ラム協会では、ハイチ地震救援金の募金箱を設置下さる店舗を募集しています。
募金箱設置にご協力頂きました店舗は、このブログに掲載させて頂くとともに、ハイチ大使館にご報告させて頂きます。
<募金箱を設置くださる店舗の方へ>
■募金箱を設置されたら、 haiti@rum-japan.jpまで
以下項目をお知らせください。
・募金箱写真(w100×h100)
・店舗名
・最寄り駅
・HPやブログ等のURL(1つまで)
※掲載まで多少お時間を頂きますので、ご了承ください。
■集まった募金は 日本ラム協会ハイチ地震募金口 までお振込下さい。
<銀行名/支店名>三菱東京UFJ銀行/吉祥寺支店
<口座番号>0091392
<口座名> ハイチ地震募金口 日本ラム協会 代表 海老澤 忍
先週、岡田外相が現地訪問された際の記事等を拝見しても、とても復興の兆しなどは感じられず、国際社会に要請された援助金も半分しか集まっておらず3,4か月で食糧支援に支障が出る予測、など、明るいニュースはありません。
日本ラム協会では、今後も引き続き、募金箱設置および、募金への呼び掛けを続け、少しでもハイチ復興に役立てればと考えています。
― 募金要綱 ―
【期 間】
第2回:2月1日(月)~4月30日(金)
【募金方法】
■店舗の募金箱へお預け頂く
募金箱は日本ラム協会の呼び掛けにご賛同くださった店舗に設置されています。
お近くの店舗にお立ち寄りの際は、ぜひ、よろしくお願いします。
<日本ラム協会では、ハイチ地震救援金の募金箱を設置下さる店舗を募集しています。詳しくはこちら>
【募 金 先】
■在日ハイチ大使館要請のNGO(4月末決定)
在日ハイチ大使館と協議の上、募金日現在(4月末現在)最も必要とされているNGOに、日本ラム協会を通じて募金させて頂きます。
これは、第1回募金をお届けした際に伺った、ハイチ代理大使の要請に基づくものです。
【募金報告】
店頭にて皆様からお預かりした寄付金は、日本ラム協会が責任を持って「在日ハイチ大使館ご希望のNGO」へ全額募金いたします。
またご協力いただいた店舗名、募金額をご報告すると共に、現地での用途を確認してお知らせいたします。
(発表は日本ラム協会ウェブサイト、日本ラム協会公式ブログ、ミクシィ日本ラム協会公式コミュニティ上を予定)
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■ハイチにとってのバルバンクールとは
「バルバンクールは、ハイチに現存する唯一のラム蒸留所」
バルバンクールの名を知らないハイチの人はほとんどいません。
しかし、一握りの一般人がヴードゥーの儀式の際、神への供物として祭壇に捧げることがあるだけで、嗜好品として飲んだことのある人は数少ないのが現状です。
今回、震源地となつた首都ポルトー・プランスの東部に、600ヘクタール以上のサトウキビ畑があります。
その20%は蒸留所所有の農園、それ以外は200以上の大小契約農家が全て手刈りで収穫し、年間12000トンのサトウキビを搾っています。
サトウキビの収穫が、なぜ機械を使わず未だ手刈りで行われているのか?
ハイチの失業率は、70%以上といわれており、苦しい生活を余儀なくされている人々に、直接的、間接的な雇用を作り出すためだからです。
バルバンクールは、ハイチの人々にとって大切な生命線の一つなのです。
+++++++++++++++++++++++++++++
ハイチのラム酒、バルバンクールを知って頂くことで、
より、ハイチ地震救援金の意義を感じて頂ければと思います。
皆さまのご協力を、心よりお願い申し上げます。
***************************
【募金箱設置のお願い】
日本ラム協会では、ハイチ地震救援金の募金箱を設置下さる店舗を募集しています。
募金箱設置にご協力頂きました店舗は、このブログに掲載させて頂くとともに、ハイチ大使館にご報告させて頂きます。
<募金箱を設置くださる店舗の方へ>
■募金箱を設置されたら、 haiti@rum-japan.jpまで
以下項目をお知らせください。
・募金箱写真(w100×h100)
・店舗名
・最寄り駅
・HPやブログ等のURL(1つまで)
※掲載まで多少お時間を頂きますので、ご了承ください。
■集まった募金は 日本ラム協会ハイチ地震募金口 までお振込下さい。
<銀行名/支店名>三菱東京UFJ銀行/吉祥寺支店
<口座番号>0091392
<口座名> ハイチ地震募金口 日本ラム協会 代表 海老澤 忍
第1回 ハイチ地震救援金 募金者名簿
第1回 ハイチ地震救援金に、いち早くご賛同頂き募金下さった皆さま、ありがとうございました。
2010/2/7の記事に掲載させて頂きました通り、全額を在日ハイチ大使館へ救援金としてお届けさせて頂いております。
現在は、この活動にご賛同くださる募金箱設置店(一覧はこちら)も増え、にて、募金活動を続けておりますので、お近くにお越しの際は、よろしくお願い申し上げます。
まずは、皆さまの温かいお志に感謝申し上げます。
**第1回 ハイチ地震救援金 募金者名簿**(敬称略・順不同)
津島健一 / 菊入満広 / 水野真考 / 鈴木誠也 /
中瀬航也 / 中村愛 /根荻義則 / 佐藤誠 /
宮田奈津子 / 高瀬光弘 / 坂本舞 / 磯島大 /
熊田邦夫 / 松嶋武 / 上保裕生 / 渡邊浩 /
杉本厚徳 / 松川稔 / 出水愛美 / 雄勝幸紘 /
斎藤健一 / 大澤英雄 / 若木信吾 / 薄井竜太郎 /
斎藤洋介 / 大島太郎 / 大戸昌樹 / 馬場良成 /
松浦裕一 / 渡辺正 / 竹内亮輔 / 林芳郎 /
山本拓 / 兵藤夏樹 / 伊藤新之介 / 菅間貴也 /
長野功一 / 草野博己 / 咲山一郎 / 藤森健介 /
羽賀裕 / 吉田明弘 / 出岡太治 / 高木香澄 /
ニック・コールディコット / 浅川仁美 / 佐藤朱 /
野坂謙吾 / 坂田直美 / 中村康裕 / 桑原義尚 /
佐々木孝一 / 新谷敦子 / 長谷川淳 / 志田克彦 /
フーエド / 森淳一郎 / 落合宏樹 / 井上美紀 /
与儀かなえ / 大石和広 / 園山育也 / 吉岡督 /
今井晶章 / 武藤托治 / 志水麻弥 / JON PAPPAS /
松瀬由起子 / 越中千春 / 萩生紀子 / 荒井茂 /
藤嶋沙織 / 藤原正義 / 阿部哲也 / 滝沢圭亮 /
浅野 / 古明地寛之 / 村田俊明 / 山本耕司 /
田中健太郎 / 石田憲助 / 栗原成典 / 福田瞬 /
佐藤暢祐 / 荻野譲二 / 家成将博 / 神林直人 /
羽川寛 / 羽川万里子 / 猪俣幸子 / 大塚由里子 /
大塚峰之 / ムッシュ・ビエール / 藤井真也 /
山崎俊一 / 中島菜緒子 / 松田真人 / 吉田文美 /
新桂一 / IKKO / 坂巻亜樹夫 / まえみつのり /
定岡雅人 / 神田剛志 / 福山渉 / 阿部哲也 /
建山雄旗 / 伊東友香 / 兼松宏明 / 林生馬 /
太田佑希 / 小林卓也 / 高田克久 / 江口鐘一 /
Wong / 石田蔵人 / 坂口一郎 / Pi / 山田孝一 /
菅野博之 / 藤本孝 / 八木橋信一 / 宮嶋極 /
清水肇 / 塩田正資 / 舟岡伸泰 / 上保裕生 /
倉持大介 / 倉持光代 / 鈴木さおり / 新田 /
工藤美穂 / 牧野智明 / 野村理湖 / サカイ /
渡辺 / 小松 / Kyoka Yoshimura /
だあしえんか / mouckland / ダルブルズバー /
Lao Agro-Organic Distillery Inc.(略称:LAODI) /
株式会社武蔵屋 / Daisy / Eddy /
山本浩二 /大橋久胤 / 山城美智子 / 西尾彰吾 /
ときなおみ / 海老沢忍 / 多東千惠 / 中山篤志 /
原田陵 / 佐藤裕紀 / 鈴木貴絵
2010/2/7の記事に掲載させて頂きました通り、全額を在日ハイチ大使館へ救援金としてお届けさせて頂いております。
現在は、この活動にご賛同くださる募金箱設置店(一覧はこちら)も増え、にて、募金活動を続けておりますので、お近くにお越しの際は、よろしくお願い申し上げます。
まずは、皆さまの温かいお志に感謝申し上げます。
**第1回 ハイチ地震救援金 募金者名簿**(敬称略・順不同)
津島健一 / 菊入満広 / 水野真考 / 鈴木誠也 /
中瀬航也 / 中村愛 /根荻義則 / 佐藤誠 /
宮田奈津子 / 高瀬光弘 / 坂本舞 / 磯島大 /
熊田邦夫 / 松嶋武 / 上保裕生 / 渡邊浩 /
杉本厚徳 / 松川稔 / 出水愛美 / 雄勝幸紘 /
斎藤健一 / 大澤英雄 / 若木信吾 / 薄井竜太郎 /
斎藤洋介 / 大島太郎 / 大戸昌樹 / 馬場良成 /
松浦裕一 / 渡辺正 / 竹内亮輔 / 林芳郎 /
山本拓 / 兵藤夏樹 / 伊藤新之介 / 菅間貴也 /
長野功一 / 草野博己 / 咲山一郎 / 藤森健介 /
羽賀裕 / 吉田明弘 / 出岡太治 / 高木香澄 /
ニック・コールディコット / 浅川仁美 / 佐藤朱 /
野坂謙吾 / 坂田直美 / 中村康裕 / 桑原義尚 /
佐々木孝一 / 新谷敦子 / 長谷川淳 / 志田克彦 /
フーエド / 森淳一郎 / 落合宏樹 / 井上美紀 /
与儀かなえ / 大石和広 / 園山育也 / 吉岡督 /
今井晶章 / 武藤托治 / 志水麻弥 / JON PAPPAS /
松瀬由起子 / 越中千春 / 萩生紀子 / 荒井茂 /
藤嶋沙織 / 藤原正義 / 阿部哲也 / 滝沢圭亮 /
浅野 / 古明地寛之 / 村田俊明 / 山本耕司 /
田中健太郎 / 石田憲助 / 栗原成典 / 福田瞬 /
佐藤暢祐 / 荻野譲二 / 家成将博 / 神林直人 /
羽川寛 / 羽川万里子 / 猪俣幸子 / 大塚由里子 /
大塚峰之 / ムッシュ・ビエール / 藤井真也 /
山崎俊一 / 中島菜緒子 / 松田真人 / 吉田文美 /
新桂一 / IKKO / 坂巻亜樹夫 / まえみつのり /
定岡雅人 / 神田剛志 / 福山渉 / 阿部哲也 /
建山雄旗 / 伊東友香 / 兼松宏明 / 林生馬 /
太田佑希 / 小林卓也 / 高田克久 / 江口鐘一 /
Wong / 石田蔵人 / 坂口一郎 / Pi / 山田孝一 /
菅野博之 / 藤本孝 / 八木橋信一 / 宮嶋極 /
清水肇 / 塩田正資 / 舟岡伸泰 / 上保裕生 /
倉持大介 / 倉持光代 / 鈴木さおり / 新田 /
工藤美穂 / 牧野智明 / 野村理湖 / サカイ /
渡辺 / 小松 / Kyoka Yoshimura /
だあしえんか / mouckland / ダルブルズバー /
Lao Agro-Organic Distillery Inc.(略称:LAODI) /
株式会社武蔵屋 / Daisy / Eddy /
山本浩二 /大橋久胤 / 山城美智子 / 西尾彰吾 /
ときなおみ / 海老沢忍 / 多東千惠 / 中山篤志 /
原田陵 / 佐藤裕紀 / 鈴木貴絵
ハイチ救援金 武蔵屋バルバンクール募金終了のお知らせ&御礼
1/23よりスタートしました、株式会社武蔵屋さんのバルバンクール募金。
多くの店舗、あるいは、個人で賛同された方のご協力により、第一弾は終了することとなりました。
ご協力、ありがとうございました。1月、2月でトータル168本!!
募金合計金額は、71,400円となりました。本当にありがとうございます!!
1月分はいち早く、在日ハイチ大使館にお届けさせて頂きました。(その様子はこの記事でご紹介しています)
その際に、ハイチ代理大使より、現地で活動するNGOに直接届けてほしいとの依頼を受けておりますので、募金箱設置店舗の分と合わせて、日本ラム協会から直接、お届けする予定です。
最近では、めっきり地震のニュースも少なくなってしまいましたが、ハイチのラム「バルバンクール15年」を飲みながら、ハイチの一日でも早い復興をお祈り頂ければと思います。
武蔵屋 バルバンクール募金にご賛同くださった方々(敬称略・順不同)
ありがとうございました!!!
********************************
熊本市 Booze Bar / 銀座 MONDE BAR 銀座店 /
下北沢 LADY JANE / 柏市 Bar Plat /
銀座 MOD RETREAT BAR(6丁目) / 渋谷 松濤倶楽部 /
吉祥寺 SCREW DRIVER / 西麻布 Tafia /
上目黒 BAR sputnik / 品川 MONDE BAR 品川店 /
新宿 PEARL BAR / 山梨県南都留郡 BAR OSCURO /
自由が丘 RED CHAIR ANTIQUES / 銀座 SPACE /
新宿 Dance / 銀座 洋酒博物館 / 横浜市 BAR En /
恵比寿 VANCE BAR / 恵比寿 BAR 五 / 赤坂 Tiare /
銀座 bar EVANS / さいたま市 CARINO BAR FRESCO /
恵比寿 BROWN JUG / 恵比寿 EPILOGUE /
渋谷 BAR <KAZZ> / 渋谷 LIBER /
新潟市 東城 健一郎 / 豊田市 BAR Reserva /
西荻南 Y’s BAR / 銀座 Ladybird / 恵比寿 blue /
新潟市中央区 BAR ドンゴンサロ / 船橋市 Bar Dio /
渋谷 SEGUNDO CORREOS / 恵比寿 分 土 火 /
新宿 Bar Lumino / 川口市 CASK&STILL /
杉並区 BAR ききゅう / 西麻布 DRUNKARD /
福島県郡山市 志藤 雅彦 / 横浜市 小林 一成 /
二子玉川 Sunset / 六本木 BAR END /
府中市 綾部 由里 / 東大和市 石川 克世 /
中央区 アークスペース / 目黒区 BAR WAVE /
自由が丘 TRIBECA / 上大崎 DAY BREAK TOKYO /
世田谷区 Bar ania / 世田谷区 バナナ バー /
銀座 BAR 酒仙堂 / 新橋 City’s Bar /
新宿 SHOT BAR びざーる / 世田谷区 Nocturne /
銀座 BAR le sept / 西麻布 HEADS OF TAILS /
練馬区 関田 修平 / 府中市 CHOT BAR /
西麻布 PIQUE-NIQUE / 江東区 BAR OPA 門前仲町 /
北区滝野川 BAR DR / 銀座 BAR Vespa /
柏市 ピラール / 西麻布 QWANG /
銀座 ミューズアミューズ / 自由が丘 BAR Offramp /
白金台 ダルブルズバー / 鹿児島 内 正和 /
銀座 STAR BAR / 川崎市 遠藤さとみ /
渋谷区 石の華 / 銀座 MOD BAR(3丁目) /
日本橋 Bar HAKOZAKI / 文京区 近藤 洋子 /
大田区 磯野 麗華 / 池尻 エイジアンブルー /
札幌市 大井 尚仁 / 世田谷区 La tribuna /
江東区 Bar FUNX / 麻布十番 maeda bat /
調布市 久保 直子 / 中野区 恒川 みほ / 江東区 高橋 暁子
多くの店舗、あるいは、個人で賛同された方のご協力により、第一弾は終了することとなりました。
ご協力、ありがとうございました。1月、2月でトータル168本!!
募金合計金額は、71,400円となりました。本当にありがとうございます!!
1月分はいち早く、在日ハイチ大使館にお届けさせて頂きました。(その様子はこの記事でご紹介しています)
その際に、ハイチ代理大使より、現地で活動するNGOに直接届けてほしいとの依頼を受けておりますので、募金箱設置店舗の分と合わせて、日本ラム協会から直接、お届けする予定です。
最近では、めっきり地震のニュースも少なくなってしまいましたが、ハイチのラム「バルバンクール15年」を飲みながら、ハイチの一日でも早い復興をお祈り頂ければと思います。
武蔵屋 バルバンクール募金にご賛同くださった方々(敬称略・順不同)
ありがとうございました!!!
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熊本市 Booze Bar / 銀座 MONDE BAR 銀座店 /
下北沢 LADY JANE / 柏市 Bar Plat /
銀座 MOD RETREAT BAR(6丁目) / 渋谷 松濤倶楽部 /
吉祥寺 SCREW DRIVER / 西麻布 Tafia /
上目黒 BAR sputnik / 品川 MONDE BAR 品川店 /
新宿 PEARL BAR / 山梨県南都留郡 BAR OSCURO /
自由が丘 RED CHAIR ANTIQUES / 銀座 SPACE /
新宿 Dance / 銀座 洋酒博物館 / 横浜市 BAR En /
恵比寿 VANCE BAR / 恵比寿 BAR 五 / 赤坂 Tiare /
銀座 bar EVANS / さいたま市 CARINO BAR FRESCO /
恵比寿 BROWN JUG / 恵比寿 EPILOGUE /
渋谷 BAR <KAZZ> / 渋谷 LIBER /
新潟市 東城 健一郎 / 豊田市 BAR Reserva /
西荻南 Y’s BAR / 銀座 Ladybird / 恵比寿 blue /
新潟市中央区 BAR ドンゴンサロ / 船橋市 Bar Dio /
渋谷 SEGUNDO CORREOS / 恵比寿 分 土 火 /
新宿 Bar Lumino / 川口市 CASK&STILL /
杉並区 BAR ききゅう / 西麻布 DRUNKARD /
福島県郡山市 志藤 雅彦 / 横浜市 小林 一成 /
二子玉川 Sunset / 六本木 BAR END /
府中市 綾部 由里 / 東大和市 石川 克世 /
中央区 アークスペース / 目黒区 BAR WAVE /
自由が丘 TRIBECA / 上大崎 DAY BREAK TOKYO /
世田谷区 Bar ania / 世田谷区 バナナ バー /
銀座 BAR 酒仙堂 / 新橋 City’s Bar /
新宿 SHOT BAR びざーる / 世田谷区 Nocturne /
銀座 BAR le sept / 西麻布 HEADS OF TAILS /
練馬区 関田 修平 / 府中市 CHOT BAR /
西麻布 PIQUE-NIQUE / 江東区 BAR OPA 門前仲町 /
北区滝野川 BAR DR / 銀座 BAR Vespa /
柏市 ピラール / 西麻布 QWANG /
銀座 ミューズアミューズ / 自由が丘 BAR Offramp /
白金台 ダルブルズバー / 鹿児島 内 正和 /
銀座 STAR BAR / 川崎市 遠藤さとみ /
渋谷区 石の華 / 銀座 MOD BAR(3丁目) /
日本橋 Bar HAKOZAKI / 文京区 近藤 洋子 /
大田区 磯野 麗華 / 池尻 エイジアンブルー /
札幌市 大井 尚仁 / 世田谷区 La tribuna /
江東区 Bar FUNX / 麻布十番 maeda bat /
調布市 久保 直子 / 中野区 恒川 みほ / 江東区 高橋 暁子
第1回 ハイチ地震救援金 募金報告
2月2日、1月中に皆さまからお預かりした募金を在日ハイチ大使にお届けしました。
その額、合計238,713円!呼び掛けからわずか半月にも関わらず、沢山のラム酒好きの思いが集まりました。ありがとうございます。
東京に2年ぶりの積雪が観測された翌日、日本ラム協会代表者3名と、いち早くバルバンクール募金を提案してくださった株式会社武蔵屋の小林氏、ラム通編集部の取材スタッフ3名の、総勢7名の大所帯で、東京・西麻布のハイチ大使館を訪れました。
カリブ海の国々の大使館の多く集まるフロアは、各国の国旗がドアに掲げられ、厳かな雰囲気。少し緊張気味の面々がドアを開けると、カリブ海に浮かぶハイチの地図がお出迎えしてくれました。

今回特別に通訳を買って出てくださったピエール・ステファン・ムッサン氏が出迎えて下さり、応接に通されると、ハイチ代理大使ジャン・クロード・ボード氏は、フランス語でお電話中。混乱する現地とのやり取りでしょうか。
お忙しい中お時間を作って頂いたことに感謝しつつ、早速、皆さまからお預かりした募金をお渡ししました。

大使に手渡しした協会メンバーと武蔵屋・小林氏(写真右)
---ハイチのラム「バルバンクール」を通じて、ハイチを知り、この大地震に心を痛めている方たちが、沢山の募金をしてくださいました。ぜひ、ハイチの救援にお役立てください。
ハイチ代理大使ジャン・クロード・ボード氏(以下「大使」):どうもありがとう。とても感謝しています。
---日本ラム協会では、HPやブログを通じて、ラム酒を扱うバーを中心に募金箱設置を呼び掛けています。現在、募金箱を設置してくださっている店舗は15店舗です。企業として、来店時に募金してくださっている酒販業界の方々もいます。また、バルバンクールを取り扱うお店として、株式会社武蔵屋さんが、バルバンクールの売上金から10%を募金してくださいました。

大使:15店舗もですか。すごいですね。バルバンクールを取り扱ってくださって、ありがとう。
---バルバンクール蒸留所は、大地震の影響を受けていますか?
大使:今日までのところ、情報が入ってきていません。現在は人命救助を最優先しており、企業の状況等については確認が遅れてしまっているのです。正確な情報はわかりませんが、そんなに大きな被害はなかったという話も伝わってきています。明日以降、少しはっきりしたことがわかるでしょう。
大使:こうして頂いた救援金は、ハイチ政府に必ず渡します。今、一番必要としているNGOなどに直接渡るように、御紹介できれば一番よいのですが。
---現在の、被害状況はいかがですか。

地図を指しながら、現状を説明
大使:被害にあった人々を、ポルトープランスから北部の町へ避難させようとしていますが、大変な混乱がおきています。NGOなども、あまりの混乱で機能できない状況です。沢山の支援物資が送られているにもかかわらず、北部へは届いていないと聞いています。北部の病院では通常60台のベッド数のところに400人が入院させられ、手当も十分にできていない。
そういった状況を打破するために動いていてくれているNGOなどに、直接、募金が届くように考えていかなければならないと思っています。
---私たちも今一番必要とされているところにお渡しできたらと思います。今後も募金活動を続けていきますので、その都度、今お渡しすべきNGOなど、御相談しながら進めていきたいと思います。
大使:そうですね。ぜひ、一緒にお願いします。
---ハイチの復興までには、どれくらいかかるとお考えですか。
大使:今現在は、人命救助、負傷者の手当て、また、残念ながら命を落とした方々の弔いで手いっぱいです。今日、話した現地の友人も、息子さんの行方が分からないと言っていました。まだまだ人命救助に時間がかかるでしょう。
また、救助活動を妨げることも沢山あります。負傷者が大勢いるのに、下水が整っていないので、感染等の二次被害も広がっています。支援物資が使い捨て容器などで届けられ、それがゴミとなって、環境問題となっている。かつての無秩序な森林の伐採によって、大雨などの被害も大きい。
まだまだ時間がかかるでしょう。

厳しい表情で深刻な被害状況を語る
---私たちも、ラム酒を愛する団体として、ラムやバルバンクールを通じての支援活動を、長く続けていきたいと思います。最後に、ハイチの人々にとってバルバンクールをどのように想っているのか、教えてください。
大使:ありがとう。ハイチ人にとって、バルバンクールはプライドです。世界一美味しいラムだと思っている。昨年も世界コンクールで受賞して、同じフロアにいる各国大使にも羨望の的ですよ。ハイチ人は、バルバンクールをとても誇りに思っています。

バルバンクールを誇りに思う笑顔の大使。ハイチアートの前で
--ありがとうございました。
*****************************
皆さまのご協力に、ハイチ代理大使もとても感謝されていました。今回ご賛同頂きました沢山の方のお名前は、後日、御紹介させて頂きます。本当にありがとうございました。
大使が語られたハイチの現状は、想像以上に過酷なものでした。まだまだ、復興までの道のりは遠いということを実感し、その復興までの期間、時間とともに風化させてはならない、と改めて思いました。
本日現在、募金箱設置にご協力頂いている店舗はこちらです。お近くの店舗がありましたら、ぜひ、立ち寄られた際にご協力をお願いします。
ハイチの人々の誇りである「バルバンクール」。これからも協会は、ラム酒を通じて、新たな支援の形を模索していきます。
今後とも、皆さまのご協力を心よりお願い申し上げます。
(編集部)
その額、合計238,713円!呼び掛けからわずか半月にも関わらず、沢山のラム酒好きの思いが集まりました。ありがとうございます。
東京に2年ぶりの積雪が観測された翌日、日本ラム協会代表者3名と、いち早くバルバンクール募金を提案してくださった株式会社武蔵屋の小林氏、ラム通編集部の取材スタッフ3名の、総勢7名の大所帯で、東京・西麻布のハイチ大使館を訪れました。
カリブ海の国々の大使館の多く集まるフロアは、各国の国旗がドアに掲げられ、厳かな雰囲気。少し緊張気味の面々がドアを開けると、カリブ海に浮かぶハイチの地図がお出迎えしてくれました。

今回特別に通訳を買って出てくださったピエール・ステファン・ムッサン氏が出迎えて下さり、応接に通されると、ハイチ代理大使ジャン・クロード・ボード氏は、フランス語でお電話中。混乱する現地とのやり取りでしょうか。
お忙しい中お時間を作って頂いたことに感謝しつつ、早速、皆さまからお預かりした募金をお渡ししました。

大使に手渡しした協会メンバーと武蔵屋・小林氏(写真右)
---ハイチのラム「バルバンクール」を通じて、ハイチを知り、この大地震に心を痛めている方たちが、沢山の募金をしてくださいました。ぜひ、ハイチの救援にお役立てください。
ハイチ代理大使ジャン・クロード・ボード氏(以下「大使」):どうもありがとう。とても感謝しています。
---日本ラム協会では、HPやブログを通じて、ラム酒を扱うバーを中心に募金箱設置を呼び掛けています。現在、募金箱を設置してくださっている店舗は15店舗です。企業として、来店時に募金してくださっている酒販業界の方々もいます。また、バルバンクールを取り扱うお店として、株式会社武蔵屋さんが、バルバンクールの売上金から10%を募金してくださいました。

大使:15店舗もですか。すごいですね。バルバンクールを取り扱ってくださって、ありがとう。
---バルバンクール蒸留所は、大地震の影響を受けていますか?
大使:今日までのところ、情報が入ってきていません。現在は人命救助を最優先しており、企業の状況等については確認が遅れてしまっているのです。正確な情報はわかりませんが、そんなに大きな被害はなかったという話も伝わってきています。明日以降、少しはっきりしたことがわかるでしょう。
大使:こうして頂いた救援金は、ハイチ政府に必ず渡します。今、一番必要としているNGOなどに直接渡るように、御紹介できれば一番よいのですが。
---現在の、被害状況はいかがですか。

地図を指しながら、現状を説明
大使:被害にあった人々を、ポルトープランスから北部の町へ避難させようとしていますが、大変な混乱がおきています。NGOなども、あまりの混乱で機能できない状況です。沢山の支援物資が送られているにもかかわらず、北部へは届いていないと聞いています。北部の病院では通常60台のベッド数のところに400人が入院させられ、手当も十分にできていない。
そういった状況を打破するために動いていてくれているNGOなどに、直接、募金が届くように考えていかなければならないと思っています。
---私たちも今一番必要とされているところにお渡しできたらと思います。今後も募金活動を続けていきますので、その都度、今お渡しすべきNGOなど、御相談しながら進めていきたいと思います。
大使:そうですね。ぜひ、一緒にお願いします。
---ハイチの復興までには、どれくらいかかるとお考えですか。
大使:今現在は、人命救助、負傷者の手当て、また、残念ながら命を落とした方々の弔いで手いっぱいです。今日、話した現地の友人も、息子さんの行方が分からないと言っていました。まだまだ人命救助に時間がかかるでしょう。
また、救助活動を妨げることも沢山あります。負傷者が大勢いるのに、下水が整っていないので、感染等の二次被害も広がっています。支援物資が使い捨て容器などで届けられ、それがゴミとなって、環境問題となっている。かつての無秩序な森林の伐採によって、大雨などの被害も大きい。
まだまだ時間がかかるでしょう。

厳しい表情で深刻な被害状況を語る
---私たちも、ラム酒を愛する団体として、ラムやバルバンクールを通じての支援活動を、長く続けていきたいと思います。最後に、ハイチの人々にとってバルバンクールをどのように想っているのか、教えてください。
大使:ありがとう。ハイチ人にとって、バルバンクールはプライドです。世界一美味しいラムだと思っている。昨年も世界コンクールで受賞して、同じフロアにいる各国大使にも羨望の的ですよ。ハイチ人は、バルバンクールをとても誇りに思っています。

バルバンクールを誇りに思う笑顔の大使。ハイチアートの前で
--ありがとうございました。
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皆さまのご協力に、ハイチ代理大使もとても感謝されていました。今回ご賛同頂きました沢山の方のお名前は、後日、御紹介させて頂きます。本当にありがとうございました。
大使が語られたハイチの現状は、想像以上に過酷なものでした。まだまだ、復興までの道のりは遠いということを実感し、その復興までの期間、時間とともに風化させてはならない、と改めて思いました。
本日現在、募金箱設置にご協力頂いている店舗はこちらです。お近くの店舗がありましたら、ぜひ、立ち寄られた際にご協力をお願いします。
ハイチの人々の誇りである「バルバンクール」。これからも協会は、ラム酒を通じて、新たな支援の形を模索していきます。
今後とも、皆さまのご協力を心よりお願い申し上げます。
(編集部)