vol.87 DEPAZ BLANC

DEPAZ BLANC
デュパズ ブラン
フランス海外県マルティニーク島 / デュパズ蒸留所 /
50% / 700ml


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今日!ですね!ラムフェスタ2010!!
ドキドキ(ハラハラ?)で迎えた朝。
朝からラム酒のことだけ考えてる一日なんて、素敵だ。
今年は、ブランの創作カクテルのコーナーや、ラム協会メンバーと生産者のトークセッションなど、新しい試みも盛りだくさんで、皆さまのお越しをお待ちしています。今回、ティポンシュ・ベースとなるブランを紹介してきましたが、会場では、「ティポンシュの味わいチャート」をご用意しています。ぜひ、お試しください。
ラム酒とともに、素晴らしい休日になりますように!!!
(編集部)
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ドゥパズ蒸留所はマルティニーク最古のプランテーションの一つで、1639年、ジャック・デュ・パルケによって創設。
それから長い間所有者は次々と変わっていき、1917年にヴィクトール・デュパズによって買い取られ、現在は(1986年~)バーディネー&ラ・マルティニケーズのグループが所有している。
ドゥパズでは、マルティニーク北部の町サン・ピエールで摂られるサトウキビのみが使われている。
北部にあるペレ山の噴火により、土壌が火山灰地質なった為、地中に良い水が溜まりミネラル分が豊富となり、リッチなサトウキビができるという。
このブランは、55000リットルのステンレスタンクに入れ、3ヶ月以上かけて加水調整し、ボトリングされる。
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Lump
火山灰土壌の影響で非常に濃縮したサトウキビを感じる。
花の香り。ハチミツのフローラル。
ミネラル豊かでフルーティ、柔らかい味わい。
フィニッシュ長く爽やか。
shiro
さっぱりと清々しい上品なブラン。
口に含むと、爽やかな清涼感があり、しかし、しっかり
アグリコールラムブランの旨味を感じられる。
味の濃い肉料理や甘いラムやスイーツの後、さっぱりとした
気分を味わいたいときに、ぴったりのブランである。
Takael
さわやかに甘く香るラム酒は、口当たりも爽やか。
グレープフルーツ、夏みかん、シトラス・・・柑橘系の果物に
砂糖をまぶしたような、すっきりとした甘さ。
爽やかなラベルは、太陽の下にも良く似合う。草上の昼食に、
ティポンシュなんて、どうだろう?と、早くも夏が待ち遠しい。
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vol.86 DAMOISEAU BLANC

NEISSON BLANC 52.5°
ダモワゾー ブラン
フランス海外県グアドループ島 / ダモワゾー蒸留所 /
42% / 700ml


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いよいよ、明日に迫ったラムフェスタ2010!!!
グアドループ島からの出展は、ダモワゾーです。あまりの美味しさに樽ごと盗んで行くラム酒泥棒がモチーフになったシンボルマークでも、お馴染みですね。
このブランのもつフルーティな甘みは、トロピカル・フルーツとの相性もよく、ティポンシュ・ベースはもとより、漬けラムもご用意しています。彩りも美しい漬けラムのコーナーも、覗いてみてください!
(編集部)
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グアドループの右の島、グランテールにたった一つある蒸留所。
ダモワゾーブランドは、1953年に確立。
それ以前はネゴシアン(瓶詰め業者)へ原酒を卸すだけだった。
蒸留塔はオレノとイメカという(それぞれメーカー名)2本の柱状蒸留塔で蒸留される。
蒸留所内ではボトリングをほとんどせず、首都ポアント・ア・ピートルにある工場で行われる。
このブランは、ステンレスタンクで4ヶ月寝かせて加水調整されたもの。
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RYO
香りは、砂糖きびの甘くて青林檎の様なフルーティーな香りに
包まれる。
味は、オレンジ、グレープフルーツ、青林檎の様な、
ほど良い甘さと柑橘系のフルーティーさを感じる。
グアドループのブランの中では、甘口の1本。
shiro
滑らかな優しいブランの口当たりの後、個性的なクセのある香り
と甘味が口の中に余韻としてじわりと残る。
この嫌みのない個性は、食事とともに楽しんでも、お互いを
引き立てあう美味しいクセのように感じられる。
ブランのそれぞれの個性を楽しむという点で、わかりやすく
楽しみながら飲むことの出来るラムである。
Hiro
サトウキビを煮詰めたような、濃厚な甘い香り。
とても滑らかな口当たりで、ハチミツやオレンジなどの
風味が漂う。
舌にはほんのり木樽の香ばしさが残り、甘味と共にフィニッシュ
へと繋がってゆく。
甘めなフルーツなどを漬け込んだら美味しそう!
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vol.85 NEISSON BLANC 52.5°

NEISSON BLANC 52.5°
ネイソン ブラン 52.5°
フランス海外県マルティニーク島 / ネイソン蒸留所 /
52.5% / 700ml


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今回、ネイソンのシングルカスク2004が、ラムフェスタに登場!
日本のラム・ファンに向けて特別にボトリングされたシングルカスクを、ぜひ、味わってください!
もうひとつ、新商品が発表になるとか・・・。当日のお楽しみです!
(編集部)
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創始者ジャン・ネイソンは1932年、ル・カルベ村のチュベールに、蒸留所と40ヘクタールのサトウキビ園を得る。
ちなみにル・カルベ村は、コロンブスが最初に上陸した場所と言われており、サン・ビエールへ続く美しい海岸線上にある。
現在はマダム・ネイソンと、その息子達が蒸留所を経営している。
このボトル(52.5%)は、蒸留所近郊(チュベール)で獲れる特別なサトウキビのみを用いて作られている。ブルーケインという糖度の高い品種で、加水も段階的に行なわれている。
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タフィア
濃厚で、官能的な甘い香り。口に含むと、甘くて力強い気泡が、
後から後から溢れ出てくるイメージ。
ネイソンは現地で、女性的なラムと言われている。
確かに、美しく華やかで、炎のように激しいクレオールの女性
を思い出す。
kojiqymmt
飲みやすい!
「砂糖黍ジュースが一番ウマい」と言うのも納得のウマさ。
度数を感じさせないミルキーで円やかなコク。
そう、合言葉は「ミルキー!」ストレートはもちろん、
実はミルクで割っても意外とウマかったりする!
底の知れないポテンシャルを秘めた一本。
ハバネコっ!
「私にとっては、割りたくないラムだな」するとバーテンダーが
「本来52.5%は、それだけでパーフェクトバランス、何も割る
必要はないからね」と教えてくれた。
「なるほどねっ」知ったような返事をしつつ、
内心「そうなんだー」と、また一杯進めたのでした・・・。
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vol.84 SAINT JAMES IMPERIAL BLANC

RHUM JM BLANC
セント ジェームス インペリアルブラン
フランス海外県マルティニーク島 / セントジェームス蒸留所 /
40% / 700ml


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お馴染みのセントジェームスも、8つのボトルでラムフェスタ2010に登場します!
セミナーでは、新商品、CUVEE D’EXCELLENCEが試飲可能!!
私もボトルは拝見したものの、指をくわえて見ているだけです。
どんな美味しさなんだろう・・・楽しみですね!!
もちろん、今回ご紹介するブランも、マルティニーク最多の流通量を誇るメジャーブランドです。ティポンシュにすると、ほんのり甘く軽い口当たりで、ついつい飲みすぎてしまう。ラムフェスタでは飲みすぎないように、注意が必要ですww
(編集部)
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マルティニーク島の中部からやや北東の町サン・マリーにある巨大な蒸留所である。
元々は、1685年、サン・ピエール近くのフォン・サン・ドニにできたアビタシオンが起源。
現在は、フランスの大手酒造メーカー・バーディネー&マルティニケーズ社の傘下となっており、現在アグリコールラムのみを製造。
蒸留所内には、ミュゼ(博物館)やクレオール料理のレストランが併設されている。
セントジェームスでは6本の柱状蒸留機をかかえ、多くの銘柄を作り分けている。
島内ですでに閉鎖された蒸留所のブランド、J・バリー、G・アーディー、マニーバなどを作っているが、あくまで第一ブランドは、このセント・ジェームスとJ・バリーで、その他はスーパーなどに流出される第2ブランドとして存在する。
このブランは、最低3ヶ月間貯蔵し加水調整されボトリングされる。
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えび
アグリコールラムとしては比較的穏やかな香り。優しい香り
の中にハーブやパイナップルなどの爽やかさを感じる。
味わいは際立った主張は無いが、甘みや酸味などの
バランスが良く、カクテルへの汎用性が高い。
口に含んだ瞬間、なぜかくず餅を思い出しました。
Bashi
香りは若々しい草花のよう。
味わいは、日本酒の様にスムーズに入り、そのまま消えて
行く感じ。洋梨の様なほんのりフルーティーさも感じます。
食事などに合わせても邪魔しないで飲める、
オールマイティーなタイプです。
ネグリタ
マルティニークのブランには珍しく、40度と度数が低い。
低いだけあって、丸い。
舌にほんのりスパイスを感じるものの、全体的にやわらかい。
ロックにすると甘さが際立って、私にはこちらの飲み方の
ほうが好み。フルーツリキュールを垂らしてみても良いかも。
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vol.83 SAINT‐ETIENNE BLANC

RHUM JM BLANC
サンテティエンヌ ブラン
フランス海外県マルティニーク島 / アビタシオン・サンテティエンヌ(シモン蒸留所) /
40% / 700ml


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HSEサンテティエンヌは、今回、シングルモルトフィニッシュ2002の新商品でセミナー参戦!!
パッケージ・デザインも新しくなって、進化するブランド・サンテティエンヌの新しい試みが聞けるのは、本当に楽しみです!!
今回、生産者を代表して来日されている、ティボーさん、MXテレビに出演してティポンシュをご馳走したのですよ!ご覧になった方はいらっしゃいます!?
(編集部)
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島の中央より、やや北に行った場所グロ・モルヌにある蒸留所。
1893年に製糖工場として創業。現在ではアイヨのグループ傘下となっている。
現在は伝統的な銅製のクレオール式蒸留機2塔が、シモン蒸留所に移設され、そこから75%のアルコールがタンクローリーで運ばれ、供給を受けている。
このブランは運ばれた後、ステンレスタンクで加水調整しボトリングされる。
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Hiro
ハチミツや林檎のような甘い香りが漂う。
口当たりは、まろやかでスムースな印象。
フレッシュなサトウキビ、オレンジ系のフルーティーさ、
ほんのり潮気などが感じられ夏を連想させる。
とてもバランスが良く、カクテルベースにも抜群です。
トッティー
白胡椒のようなスパイシーな香りと飲み口で、
軽やかではあるが複雑味もあり、 酸味・苦味・甘みと
徐々にバランス良く口の中に広がる。
鼻に抜ける植物香が爽やか。
ライムとの相性も良く、ラムソニックがオススメ!
アベ
サトウキビの甘さと青々しさが同時に現れる。
非常にやわらかい口当たりで、甘さや香りの主張は強くないが、
かすかに桃のような甘みを感じる。
塩っぽい余韻がやさしく残る、さっぱりとした印象が強い一杯。
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