ハイチアート展と募金
大変ご無沙汰をしており、申し訳ありません。
1月12日ハイチ地震から1年を迎え、改めて復興を願う「ハイチアート展」が永田町の憲政記念館で行われました。
日本ラム協会も、輸入元である株式会社スマイル様のご協力のもと、ハイチアート展にご来場の皆さまにバルバンクールをテイスティング頂くコーナーを設け、ハイチへの支援を訴える機会を得ました。
国会議事堂前にある憲政記念館
初日、1月11日は、ハイチアート展の主催者であるアートが命を繋ぐプロジェクトチーム(ハイチ絵画芸術救援実行委員会、(株)三河屋奥右衛門、(特活)日本リザルツ)の方の開会の辞に始まり、
日本ハイチ友好議員連盟会長でもある谷垣禎一自民党総裁のハイチ支援についてのお話し、
ウィネアー ジャン バティスト ハイチ共和国代理大使から支援に対する御礼があり、
また、「ストップ結核パートナーシップ推進議員連盟」副会長である大河原まさこ議員からはハイチでの結核対策の緊急性が語られました。
このように、党派を超えて、ハイチ支援に多くの議員の方も関心をもたれているというのは、とても心強く感じます。
主催者のお一人、三河屋奥右衛門様の所有するハイチアートが並べられた展示場
カラフルなハイチアートは、実際には乱伐によって禿げ山が多く、多くの人が貧困に苦しむハイチの人びとの、いわゆる憧れの楽園を描いています。テーマとして描かれる豊かな自然と動物たちのいる楽園と、画家として名を馳せることで貧困からの脱却したいという希望とが重なりあって、その絵に現れる強く温かなハートに心を打たれます。
その開場の一画に日本ラム協会もバルバンクールの試飲コーナーを設けました。
ハイチを訪れたことがある方は、皆ご存知のバルバンクール
お昼間の会でもあるので、本当に一口ずつですが、ご来場者の皆さまに味わって頂きました。
ハイチで作られたラム酒の素晴らしさと、ラム酒作りという産業がハイチの雇用を創設する一端を担っていることをお伝えできたと思います。
また、震災の日から丸1年である12日には、ストップ結核推進議員連盟事務局長である浜田まさよし議員、古屋範子議員も早朝から訪れ、ハイチアートをご覧になりながら、ハイチ支援の現状と今後について主催者の方々と懇談されていました。
午後には、ハイチ絵画芸術救援実行委員会の松田重昭氏によるハイチ芸術の魅力についてのレクチャーや、松田氏と姫井由美子議員との対談等があり、2日間ではありましたが、充実の展覧会となりました。
姫井議員にバルバンクールを通じた支援活動を伝える協会員
私ども、日本ラム協会では、昨夏よりハイチ大使館と募金先についてご相談し、ハイチのマザーテレサと呼ばれる日本人医師で修道女のシスター須藤さんの活動に寄付することを検討してきました。しかし、お渡しする方法を模索しながらも、被災の混乱の中にあるハイチとの協議でもあり思うように進まず、苦戦しておりました。
今回、このハイチアート展のお手伝いをさせて頂くことでご縁があり、来月、このアート展の募金をシスター須藤に直接お手渡しする際に、ラム協会の募金も託すことが可能である、というお話しを頂きました。
沢山の募金をお預かりしながら、中々ご報告できるまでに状況が調わなかったこと、深くお詫び申し上げるとともに、ここに、ハイチ募金の正式なお渡し先が決定致しましたことを、ご報告申し上げます。
クリスト・ロア宣教修道女会 シスター須藤昭子氏のハイチ支援活動に、全額支援いたします。
つきましては、現在まで、募金箱を設置頂いていた店舗の皆さまに、1月31日(月)までに、下記募金専用口座までお振込頂けますよう、お願い申し上げます。
<銀行名/支店名>三菱東京UFJ銀行/吉祥寺支店
<口座番号>0091392
<口座名> ハイチ地震募金口 日本ラム協会 代表 海老澤 忍
よろしくお願い申し上げます。
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1月12日ハイチ地震から1年を迎え、改めて復興を願う「ハイチアート展」が永田町の憲政記念館で行われました。
日本ラム協会も、輸入元である株式会社スマイル様のご協力のもと、ハイチアート展にご来場の皆さまにバルバンクールをテイスティング頂くコーナーを設け、ハイチへの支援を訴える機会を得ました。

初日、1月11日は、ハイチアート展の主催者であるアートが命を繋ぐプロジェクトチーム(ハイチ絵画芸術救援実行委員会、(株)三河屋奥右衛門、(特活)日本リザルツ)の方の開会の辞に始まり、


また、「ストップ結核パートナーシップ推進議員連盟」副会長である大河原まさこ議員からはハイチでの結核対策の緊急性が語られました。
このように、党派を超えて、ハイチ支援に多くの議員の方も関心をもたれているというのは、とても心強く感じます。

カラフルなハイチアートは、実際には乱伐によって禿げ山が多く、多くの人が貧困に苦しむハイチの人びとの、いわゆる憧れの楽園を描いています。テーマとして描かれる豊かな自然と動物たちのいる楽園と、画家として名を馳せることで貧困からの脱却したいという希望とが重なりあって、その絵に現れる強く温かなハートに心を打たれます。
その開場の一画に日本ラム協会もバルバンクールの試飲コーナーを設けました。

お昼間の会でもあるので、本当に一口ずつですが、ご来場者の皆さまに味わって頂きました。
ハイチで作られたラム酒の素晴らしさと、ラム酒作りという産業がハイチの雇用を創設する一端を担っていることをお伝えできたと思います。
また、震災の日から丸1年である12日には、ストップ結核推進議員連盟事務局長である浜田まさよし議員、古屋範子議員も早朝から訪れ、ハイチアートをご覧になりながら、ハイチ支援の現状と今後について主催者の方々と懇談されていました。
午後には、ハイチ絵画芸術救援実行委員会の松田重昭氏によるハイチ芸術の魅力についてのレクチャーや、松田氏と姫井由美子議員との対談等があり、2日間ではありましたが、充実の展覧会となりました。

私ども、日本ラム協会では、昨夏よりハイチ大使館と募金先についてご相談し、ハイチのマザーテレサと呼ばれる日本人医師で修道女のシスター須藤さんの活動に寄付することを検討してきました。しかし、お渡しする方法を模索しながらも、被災の混乱の中にあるハイチとの協議でもあり思うように進まず、苦戦しておりました。
今回、このハイチアート展のお手伝いをさせて頂くことでご縁があり、来月、このアート展の募金をシスター須藤に直接お手渡しする際に、ラム協会の募金も託すことが可能である、というお話しを頂きました。
沢山の募金をお預かりしながら、中々ご報告できるまでに状況が調わなかったこと、深くお詫び申し上げるとともに、ここに、ハイチ募金の正式なお渡し先が決定致しましたことを、ご報告申し上げます。
クリスト・ロア宣教修道女会 シスター須藤昭子氏のハイチ支援活動に、全額支援いたします。
つきましては、現在まで、募金箱を設置頂いていた店舗の皆さまに、1月31日(月)までに、下記募金専用口座までお振込頂けますよう、お願い申し上げます。
<銀行名/支店名>三菱東京UFJ銀行/吉祥寺支店
<口座番号>0091392
<口座名> ハイチ地震募金口 日本ラム協会 代表 海老澤 忍
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ラムフェスタ2010 生産者ブース報告・1
猛暑日が続いています。
モヒートの美味しい季節になりましたね。
すっかり間が開いてしまって、すみません。
先日のラムフェスタ2010の続報です。
今回、協会員は、通訳を介してでは伝わりにくいラム酒の情報をお伝えすべく、生産者ブースに。
沢山の方が集まっていた生産者ブースの様子を取材しましたので、何回かにわけてご紹介します。
*********************
以下、編集部からの質問に回答して頂きました。
1)今回の人気銘柄は何ですか?
2)試飲された方からどのような声がありましたか?
3)多かった質問は何でしょう?
*********************
まずは、今回初登場、BIELLEのブース。

1)人気があった銘柄は・・・
・ビエール・ブラン
・ビエール・ブリュット・ド・フュ
・ビエール1997
2)試飲された方の声で多かったのは・・・
「他のラムと比べて、とても個性的な味がする。」「複雑な香りがする。」と、個性的なラム、という印象が強かったようです。
「熟成ラムはバーボンの香りがとても良い。」「ブリュット・ド・フュは服を脱ぐかのように、時間と共にどんどん変化する。」「ブランは、時間をかけて、ゆっくり飲みたい。」と、試飲以外にゆったりと味わうことを楽しみにされている方が、とても多かった。
一方で、「くせが強くてすいすい飲めない。」「おいしいけれど強すぎて、何杯も飲めない。」などの声も稀にあり、強いお酒に馴染みの無い方には、少しハードな印象だったのかもしれません。
3)多かった質問と、その回答をお願いします。
Q:どのような樽で熟成していますか?
A:190リットルの、内側を焦がす加工を施したバーボン樽です。
Q:このラインナップで一番スタンダードだと思うものは何ですか?
A:42度のオールダージュです。これは10年以上前から、ずっと作り続けているラインでベースと言えます。又、現地でのスタンダードは、59度のブランです。
Q:もともと何度くらいあるものですか?(蒸留したては何度ですか?)
A:76度前後です。これに雨水を加水していきます。59度におとすまで1カ月くらいかかります。
Q:全アイテムの違いを説明してください。
A:ブランはステンレスタンクで59度に加水調整して瓶詰めされたもの。
アンブレはブランを樽で2年前後熟成したもの。
オルダージュはブランを樽で7年以上熟成したものをブレンドし瓶詰め。
1997は、97年に蒸留し、10年熟成したものだけを合わせて瓶詰めしたシングルヴィンテージ。
ブリュット・ド・フュは、5年熟成で加水調整していないカスクストレングス。
ーーーーーーーありがとうございました。
続いて、お隣りのブース、Rhum J.Mのブースです。

1)人気があった銘柄は・・・
・JM・XO
・JM・シルバーラベル(新商品)
この2本はチケット2枚で飲める、というお得感がうけていたのでは・・・?と思います。
あと、デザイン的な要因も多いかなと、感じてます。
JMの他の商品は、色々なビンテージボトルがあったのですが、基本的なデザインは、白とグレーのラベルで共通の色です。
上記の二本は、XOが白と紫色を使ったラベル。シルバーラベルはラベルもボトルネックも全て銀色で、この二本は目立ったのではないでしょうか。
2)実際に試飲された方から多かった声は・・・
「熟成感や複雑な味などが出てて美味しいー!」という方から
「ラムって白いお酒だと思っていました。」という方までいらっしゃいました。
「思っていたよりドライな味で樽香などもしっかりある。モルトの感覚に近いね。」という、酒通なご意見の方もいれば「この中で甘くて美味しいのを下さい。」「とにかく飲みやすいのを下さい!」というオーダーもあり、お客様の好みの幅が広かったです。
ホロ酔いのお客様が「やっぱり南の酒っていいよね~!」と話していたのが印象に残っています。
3)多かった質問と、その回答をお願いします。
Q:このラムは何の樽で熟成させているのですか?
A:JMラムは全てバーボン樽で熟成する事にこだわっています。
Q:ビンテージによる違いは?
A:収穫したさとうきびをすぐに絞り、そのジュースを発酵、蒸留へと作業を進めていきます。そのため収穫した年のさとうきびの、出来も味に影響がでます。是非お好みに合う、ビンテージを見つけて楽しんでください。
Q:このブース(JM)で個人的に一番オススメなボトルはどれですか?(一番よく聞かれました。)
A:XOとシルバーラベルをすすめました。
XOは味や(甘み・渋みなど)香りのバランスが非常に良いと個人的に思っています。JMラムの良さ(バニラ香やスパイシーさ)を掴みやすい一品だと思います。
シルバーラベルは2000年のビンテージ商品です。2000年はマルティニーク産のサトウキビの当たり年だと聞いています。その2000年に蒸留し、熟成させたラムがどのような味になっているのかを試して頂きたくて、おすすめしました。ニューデザインの新商品という事も、おすすめする理由のひとつでもあります。
Q:どのボトルがBARで提供しやすいですか?
A:ブランとXOとビンテージです。
ブランはJMの辛口な味がよく出ていて、他のブランドとの味の差がはっきりとしているのではないかと思います。
XOは味や香りのバランスが良く、価格的にもコストパフォーマンスの高い1本だと思います。ビンテージについてですが、JMは多くのビンテージ商品をリリースしているので、試飲してお好みの1本を見つけて下さい!
Q:本当にバーボン樽だけ使用しているの?
A:それがJMラムのこだわりだと聞いています!
ーーーーーーーありがとうございました。
それでは、アイテム数も多彩なバーディネー社のブースへ。
ここは、セント・ジェームス Jバリー ドュパスが取り扱いブランドですね。
1)人気銘柄は・・・
・セント・ジェームス 2000
・セント・ジェームス 12年
・セント・ジェームス キュベアニバーサリー
・Jバリー 12年
・Jバリー エリタージュ
全般的に熟成が長いラムが人気でした。
2)試飲された方の声で多かったのは・・・
「ブランを初めて飲んだけど意外と美味しいですね。」「ブランの飲み比べは、なかなかできないので、楽しいです。」など、今年は生産者ブースでブランを提供したので、他の熟成モノと一緒に楽しむ方が多かったですね。
「熟成を重ねるとコクと甘味が増すのですね。」「ウィスキーと比べて熟成が10年程度でも十分美味しく楽しめるのですね。」「ブランデーみたいで美味しい」と、ラム酒ならではの熟成感に関心をもたれた方も、多かったようです。
3)多かった質問と、その回答をお願いします。
Q:J.BALLYとセントジェームスは、同じ蒸留所で作っているのは、聞いたのですが、
どのように分けて作っているのですか?
A:J.BALLYは、主にコニャック樽で熟成し、ST.JAMESは、特注で内側を少し強めにに焦がしたバーボンカスクで熟成して差を出しています。
Q:セントジェームス蒸留所は、大きいと聞きましたが、どれくらいの規模なのですか?
A:マルティニークで、1番大きい規模の蒸留所で蒸留器が6本あります。
44000・入るステンレスの発酵タンクが24個もあり、1日に12個~14個分のVESOU(サトウキビのジュース)を抽出します。他の蒸留所と比べて、1日の生産量が多いです。
ーーーーーーーありがとうございました。
次回も引き続き、生産者ブース・インタビューです!
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モヒートの美味しい季節になりましたね。
すっかり間が開いてしまって、すみません。
先日のラムフェスタ2010の続報です。
今回、協会員は、通訳を介してでは伝わりにくいラム酒の情報をお伝えすべく、生産者ブースに。
沢山の方が集まっていた生産者ブースの様子を取材しましたので、何回かにわけてご紹介します。
*********************
以下、編集部からの質問に回答して頂きました。
1)今回の人気銘柄は何ですか?
2)試飲された方からどのような声がありましたか?
3)多かった質問は何でしょう?
*********************
まずは、今回初登場、BIELLEのブース。


1)人気があった銘柄は・・・
・ビエール・ブラン
・ビエール・ブリュット・ド・フュ
・ビエール1997
2)試飲された方の声で多かったのは・・・
「他のラムと比べて、とても個性的な味がする。」「複雑な香りがする。」と、個性的なラム、という印象が強かったようです。
「熟成ラムはバーボンの香りがとても良い。」「ブリュット・ド・フュは服を脱ぐかのように、時間と共にどんどん変化する。」「ブランは、時間をかけて、ゆっくり飲みたい。」と、試飲以外にゆったりと味わうことを楽しみにされている方が、とても多かった。
一方で、「くせが強くてすいすい飲めない。」「おいしいけれど強すぎて、何杯も飲めない。」などの声も稀にあり、強いお酒に馴染みの無い方には、少しハードな印象だったのかもしれません。
3)多かった質問と、その回答をお願いします。
Q:どのような樽で熟成していますか?
A:190リットルの、内側を焦がす加工を施したバーボン樽です。
Q:このラインナップで一番スタンダードだと思うものは何ですか?
A:42度のオールダージュです。これは10年以上前から、ずっと作り続けているラインでベースと言えます。又、現地でのスタンダードは、59度のブランです。
Q:もともと何度くらいあるものですか?(蒸留したては何度ですか?)
A:76度前後です。これに雨水を加水していきます。59度におとすまで1カ月くらいかかります。
Q:全アイテムの違いを説明してください。
A:ブランはステンレスタンクで59度に加水調整して瓶詰めされたもの。
アンブレはブランを樽で2年前後熟成したもの。
オルダージュはブランを樽で7年以上熟成したものをブレンドし瓶詰め。
1997は、97年に蒸留し、10年熟成したものだけを合わせて瓶詰めしたシングルヴィンテージ。
ブリュット・ド・フュは、5年熟成で加水調整していないカスクストレングス。
ーーーーーーーありがとうございました。
続いて、お隣りのブース、Rhum J.Mのブースです。


1)人気があった銘柄は・・・
・JM・XO
・JM・シルバーラベル(新商品)
この2本はチケット2枚で飲める、というお得感がうけていたのでは・・・?と思います。
あと、デザイン的な要因も多いかなと、感じてます。
JMの他の商品は、色々なビンテージボトルがあったのですが、基本的なデザインは、白とグレーのラベルで共通の色です。
上記の二本は、XOが白と紫色を使ったラベル。シルバーラベルはラベルもボトルネックも全て銀色で、この二本は目立ったのではないでしょうか。
2)実際に試飲された方から多かった声は・・・
「熟成感や複雑な味などが出てて美味しいー!」という方から
「ラムって白いお酒だと思っていました。」という方までいらっしゃいました。
「思っていたよりドライな味で樽香などもしっかりある。モルトの感覚に近いね。」という、酒通なご意見の方もいれば「この中で甘くて美味しいのを下さい。」「とにかく飲みやすいのを下さい!」というオーダーもあり、お客様の好みの幅が広かったです。
ホロ酔いのお客様が「やっぱり南の酒っていいよね~!」と話していたのが印象に残っています。
3)多かった質問と、その回答をお願いします。
Q:このラムは何の樽で熟成させているのですか?
A:JMラムは全てバーボン樽で熟成する事にこだわっています。
Q:ビンテージによる違いは?
A:収穫したさとうきびをすぐに絞り、そのジュースを発酵、蒸留へと作業を進めていきます。そのため収穫した年のさとうきびの、出来も味に影響がでます。是非お好みに合う、ビンテージを見つけて楽しんでください。
Q:このブース(JM)で個人的に一番オススメなボトルはどれですか?(一番よく聞かれました。)
A:XOとシルバーラベルをすすめました。
XOは味や(甘み・渋みなど)香りのバランスが非常に良いと個人的に思っています。JMラムの良さ(バニラ香やスパイシーさ)を掴みやすい一品だと思います。
シルバーラベルは2000年のビンテージ商品です。2000年はマルティニーク産のサトウキビの当たり年だと聞いています。その2000年に蒸留し、熟成させたラムがどのような味になっているのかを試して頂きたくて、おすすめしました。ニューデザインの新商品という事も、おすすめする理由のひとつでもあります。
Q:どのボトルがBARで提供しやすいですか?
A:ブランとXOとビンテージです。
ブランはJMの辛口な味がよく出ていて、他のブランドとの味の差がはっきりとしているのではないかと思います。
XOは味や香りのバランスが良く、価格的にもコストパフォーマンスの高い1本だと思います。ビンテージについてですが、JMは多くのビンテージ商品をリリースしているので、試飲してお好みの1本を見つけて下さい!
Q:本当にバーボン樽だけ使用しているの?
A:それがJMラムのこだわりだと聞いています!
ーーーーーーーありがとうございました。
それでは、アイテム数も多彩なバーディネー社のブースへ。
ここは、セント・ジェームス Jバリー ドュパスが取り扱いブランドですね。
1)人気銘柄は・・・
・セント・ジェームス 2000
・セント・ジェームス 12年
・セント・ジェームス キュベアニバーサリー
・Jバリー 12年
・Jバリー エリタージュ
全般的に熟成が長いラムが人気でした。
2)試飲された方の声で多かったのは・・・
「ブランを初めて飲んだけど意外と美味しいですね。」「ブランの飲み比べは、なかなかできないので、楽しいです。」など、今年は生産者ブースでブランを提供したので、他の熟成モノと一緒に楽しむ方が多かったですね。
「熟成を重ねるとコクと甘味が増すのですね。」「ウィスキーと比べて熟成が10年程度でも十分美味しく楽しめるのですね。」「ブランデーみたいで美味しい」と、ラム酒ならではの熟成感に関心をもたれた方も、多かったようです。
3)多かった質問と、その回答をお願いします。
Q:J.BALLYとセントジェームスは、同じ蒸留所で作っているのは、聞いたのですが、
どのように分けて作っているのですか?
A:J.BALLYは、主にコニャック樽で熟成し、ST.JAMESは、特注で内側を少し強めにに焦がしたバーボンカスクで熟成して差を出しています。
Q:セントジェームス蒸留所は、大きいと聞きましたが、どれくらいの規模なのですか?
A:マルティニークで、1番大きい規模の蒸留所で蒸留器が6本あります。
44000・入るステンレスの発酵タンクが24個もあり、1日に12個~14個分のVESOU(サトウキビのジュース)を抽出します。他の蒸留所と比べて、1日の生産量が多いです。
ーーーーーーーありがとうございました。
次回も引き続き、生産者ブース・インタビューです!
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ラムフェスタ2010
一週間ぶりのご無沙汰です。
先週のラムフェスタ2010、参加された皆さま、いかがでしたか?
私は、ほぼブースに張り付きで(試飲してくださった皆さま、ありがとうございました!!)お弁当休憩を頂いたときには、あちこちでつかまり(笑)お陰さまで、なんとな~くしか、全貌を把握できませんでしたorz
でも、いらした方は皆、楽しそうにラム酒を飲まれていて「ラム酒って人を幸せにするお酒だなー」なんて眺めつつ、ラム酒オンリーのイベントを笑顔で締めくくることができました!ありがとうございます!!
そこで、今回は、協会専任取材班の撮影した写真で、ラムフェスタ2010の全貌を、ご紹介したいと思います。
**************
当日の朝、イベントのスタッフは7:50に集合し、8:30過ぎ、ようやく会場に入れるようになってからのわずかな時間でセッティング。今回は、沖縄から空輸されたサトウキビを組んでの飾り付け、会場も去年の倍のスペース、ということで、全員が走り回っての準備。
開場直前に、ようやく、準備が完了し、スタッフ全員で集合写真を。
これだけ沢山のスタッフが!
サトウキビをモチーフにデザインされた、大きな看板(?)がエントランスにて、ご来場の皆さまをお出迎え。
今年はナント!
4000名の方がこのエントランスを通過!すごいなぁ。どんどん増えますね!!ラム酒大好き人口。素晴らしい!!
人・人・人
気がつけばジベタリアンまでw
今年は、会場の真ん中にサトウキビ畑をイメージした飾り付けが施され、その中に休憩スペースが設置されたのですが、それだけでは足りず、ラム酒の香りが会場中に充満するころには、あちらこちらで、座り込む大人たちが・・・(笑)ラム酒の香りにも酔ってしまったかもしれませんね~♪
今年初出展の「KREYOL Sandwich(クレオールサンドウィッチ)」さんの前には長ーい行列が!
マルティニーク島からご家族も!
お手伝いの為にいらしていたと伺いました。クレオールの人々は、皆さんとても背が高いですねー。初めてお目にかかった私は、びっくりしました。
閉会後、おすそ分けして頂いたクレオールサンドは、パンも香ばしく、さっぱりとした美味しさで、クレオール人と日本人って、実はとても好みが合うのではないかしらん?と思った次第です。
召し上がった方、いかがでしたか?
昨年に引き続き、ティポンシュで現地の味をお伝えした協会ブース、お立ち寄り頂けましたでしょうか。
11種類のブランに
今年は初の試み!!
ティポンシュ味わいチャート
をご用意させて頂きました。今回、初出展のビエールと、ペールラバも含む11種類のブラン。チャートでは、横軸に「世界のラム」コーナーでもおなじみのSWEET⇔DRYゲージを、縦軸にアルコール度数を配し、ブランだけのチャートを作成したのですが、なかなかナカナカ・・・これが難しかった。
チャートをご覧頂いてもわかるように、ほとんどが50%以上。度数が高めだと、一般的にはドライに感じるのでしょうけれども、ラム酒ばっかり飲んでいる協会メンバーには、ブランのサトウキビ本来の甘みが強く感じられるし、まぁぁぁぁ、あーでもない、こーでもない、と白熱の議論の末に出来上がったチャートなのです。
そこに、ティポンシュにして、ライムと砂糖と一緒になったときの味わい特性を、一言で伝えよう!という試み。少しは皆さんのお役にたったでしょうか?「参考になったよー」って言って頂けたら、嬉しいなぁ。
(ちなみに、今回のチャートは、ラムフェスタ2010のティポンシュ用に作成しており、「世界のラム」コーナーでご紹介しているゲージとは異なります。)
漬けラムは3種類
シュラブ(ラムJ.Mをベース/オレンジの皮とスパイス等)
リクール・ダナナス(ダモワゾーをベース/パイナップルとスパイス等)
ポンシュ・ココ(ラモニーをベース/ココナッツとスパイス等)
ティポンシュ&漬けラムだけでも、1000杯以上飲んで頂けたようです。協会メンバーが、現地の味を再現したレシピ、楽しんで頂けたようで、何よりです♪
今年は、おつまみ的なモノを中心に揃えた協会フードメニュー


一番人気は、オリジナルおにぎりでしたw ラム酒をがっつり飲む前の腹ごしらえには、やっぱり、ガッツリご飯系が人気なのかな?これもまた、何度も試作を繰り返してのお披露目。
そして、やはり初の試み、ファンタスティック18のコーナー!
第1部と
第2部
18店舗のバーテンダーが、ブランをベースにオリジナル・カクテルの競演♪
全国から集まったバーテンダーの方々が、私の大好きなブランをベースに、創作カクテルを作ってくれる・・・!!!と、すごく楽しみにしていたのですが・・・。
残念ながら、一つとして、飲む時間がありませんでした。
「このカクテルが美味しかったよ!」等など、ぜひ、コメントを寄せてください!お待ちしています。
*************
うーん。
まだ、生産者ブースにも、セミナーにも触れることができていませんが、長くなりすぎたので、次回以降にいたしましょう。
ラムフェスタ2010に参加された方、感想コメント等お待ちしています。
そうそう、パンフレット記載のプレゼント企画、当選番号が発表になっていました。未確認の方は、今すぐJISイベント情報ブログにアクセス!!してくださいね!
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先週のラムフェスタ2010、参加された皆さま、いかがでしたか?
私は、ほぼブースに張り付きで(試飲してくださった皆さま、ありがとうございました!!)お弁当休憩を頂いたときには、あちこちでつかまり(笑)お陰さまで、なんとな~くしか、全貌を把握できませんでしたorz
でも、いらした方は皆、楽しそうにラム酒を飲まれていて「ラム酒って人を幸せにするお酒だなー」なんて眺めつつ、ラム酒オンリーのイベントを笑顔で締めくくることができました!ありがとうございます!!
そこで、今回は、協会専任取材班の撮影した写真で、ラムフェスタ2010の全貌を、ご紹介したいと思います。
**************
当日の朝、イベントのスタッフは7:50に集合し、8:30過ぎ、ようやく会場に入れるようになってからのわずかな時間でセッティング。今回は、沖縄から空輸されたサトウキビを組んでの飾り付け、会場も去年の倍のスペース、ということで、全員が走り回っての準備。
開場直前に、ようやく、準備が完了し、スタッフ全員で集合写真を。

サトウキビをモチーフにデザインされた、大きな看板(?)がエントランスにて、ご来場の皆さまをお出迎え。

4000名の方がこのエントランスを通過!すごいなぁ。どんどん増えますね!!ラム酒大好き人口。素晴らしい!!


今年は、会場の真ん中にサトウキビ畑をイメージした飾り付けが施され、その中に休憩スペースが設置されたのですが、それだけでは足りず、ラム酒の香りが会場中に充満するころには、あちらこちらで、座り込む大人たちが・・・(笑)ラム酒の香りにも酔ってしまったかもしれませんね~♪
今年初出展の「KREYOL Sandwich(クレオールサンドウィッチ)」さんの前には長ーい行列が!

お手伝いの為にいらしていたと伺いました。クレオールの人々は、皆さんとても背が高いですねー。初めてお目にかかった私は、びっくりしました。
閉会後、おすそ分けして頂いたクレオールサンドは、パンも香ばしく、さっぱりとした美味しさで、クレオール人と日本人って、実はとても好みが合うのではないかしらん?と思った次第です。
召し上がった方、いかがでしたか?
昨年に引き続き、ティポンシュで現地の味をお伝えした協会ブース、お立ち寄り頂けましたでしょうか。

今年は初の試み!!

をご用意させて頂きました。今回、初出展のビエールと、ペールラバも含む11種類のブラン。チャートでは、横軸に「世界のラム」コーナーでもおなじみのSWEET⇔DRYゲージを、縦軸にアルコール度数を配し、ブランだけのチャートを作成したのですが、なかなかナカナカ・・・これが難しかった。
チャートをご覧頂いてもわかるように、ほとんどが50%以上。度数が高めだと、一般的にはドライに感じるのでしょうけれども、ラム酒ばっかり飲んでいる協会メンバーには、ブランのサトウキビ本来の甘みが強く感じられるし、まぁぁぁぁ、あーでもない、こーでもない、と白熱の議論の末に出来上がったチャートなのです。
そこに、ティポンシュにして、ライムと砂糖と一緒になったときの味わい特性を、一言で伝えよう!という試み。少しは皆さんのお役にたったでしょうか?「参考になったよー」って言って頂けたら、嬉しいなぁ。
(ちなみに、今回のチャートは、ラムフェスタ2010のティポンシュ用に作成しており、「世界のラム」コーナーでご紹介しているゲージとは異なります。)

シュラブ(ラムJ.Mをベース/オレンジの皮とスパイス等)
リクール・ダナナス(ダモワゾーをベース/パイナップルとスパイス等)
ポンシュ・ココ(ラモニーをベース/ココナッツとスパイス等)
ティポンシュ&漬けラムだけでも、1000杯以上飲んで頂けたようです。協会メンバーが、現地の味を再現したレシピ、楽しんで頂けたようで、何よりです♪
今年は、おつまみ的なモノを中心に揃えた協会フードメニュー


一番人気は、オリジナルおにぎりでしたw ラム酒をがっつり飲む前の腹ごしらえには、やっぱり、ガッツリご飯系が人気なのかな?これもまた、何度も試作を繰り返してのお披露目。
そして、やはり初の試み、ファンタスティック18のコーナー!


18店舗のバーテンダーが、ブランをベースにオリジナル・カクテルの競演♪
全国から集まったバーテンダーの方々が、私の大好きなブランをベースに、創作カクテルを作ってくれる・・・!!!と、すごく楽しみにしていたのですが・・・。
残念ながら、一つとして、飲む時間がありませんでした。
「このカクテルが美味しかったよ!」等など、ぜひ、コメントを寄せてください!お待ちしています。
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うーん。
まだ、生産者ブースにも、セミナーにも触れることができていませんが、長くなりすぎたので、次回以降にいたしましょう。
ラムフェスタ2010に参加された方、感想コメント等お待ちしています。
そうそう、パンフレット記載のプレゼント企画、当選番号が発表になっていました。未確認の方は、今すぐJISイベント情報ブログにアクセス!!してくださいね!
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vol.87 DEPAZ BLANC

DEPAZ BLANC
デュパズ ブラン
フランス海外県マルティニーク島 / デュパズ蒸留所 /
50% / 700ml


+++++++++++++++++++++++++++++
今日!ですね!ラムフェスタ2010!!
ドキドキ(ハラハラ?)で迎えた朝。
朝からラム酒のことだけ考えてる一日なんて、素敵だ。
今年は、ブランの創作カクテルのコーナーや、ラム協会メンバーと生産者のトークセッションなど、新しい試みも盛りだくさんで、皆さまのお越しをお待ちしています。今回、ティポンシュ・ベースとなるブランを紹介してきましたが、会場では、「ティポンシュの味わいチャート」をご用意しています。ぜひ、お試しください。
ラム酒とともに、素晴らしい休日になりますように!!!
(編集部)
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ドゥパズ蒸留所はマルティニーク最古のプランテーションの一つで、1639年、ジャック・デュ・パルケによって創設。
それから長い間所有者は次々と変わっていき、1917年にヴィクトール・デュパズによって買い取られ、現在は(1986年~)バーディネー&ラ・マルティニケーズのグループが所有している。
ドゥパズでは、マルティニーク北部の町サン・ピエールで摂られるサトウキビのみが使われている。
北部にあるペレ山の噴火により、土壌が火山灰地質なった為、地中に良い水が溜まりミネラル分が豊富となり、リッチなサトウキビができるという。
このブランは、55000リットルのステンレスタンクに入れ、3ヶ月以上かけて加水調整し、ボトリングされる。
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Lump
火山灰土壌の影響で非常に濃縮したサトウキビを感じる。
花の香り。ハチミツのフローラル。
ミネラル豊かでフルーティ、柔らかい味わい。
フィニッシュ長く爽やか。
shiro
さっぱりと清々しい上品なブラン。
口に含むと、爽やかな清涼感があり、しかし、しっかり
アグリコールラムブランの旨味を感じられる。
味の濃い肉料理や甘いラムやスイーツの後、さっぱりとした
気分を味わいたいときに、ぴったりのブランである。
Takael
さわやかに甘く香るラム酒は、口当たりも爽やか。
グレープフルーツ、夏みかん、シトラス・・・柑橘系の果物に
砂糖をまぶしたような、すっきりとした甘さ。
爽やかなラベルは、太陽の下にも良く似合う。草上の昼食に、
ティポンシュなんて、どうだろう?と、早くも夏が待ち遠しい。
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>>> デュパズ ブラン を 飲める店
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vol.86 DAMOISEAU BLANC

NEISSON BLANC 52.5°
ダモワゾー ブラン
フランス海外県グアドループ島 / ダモワゾー蒸留所 /
42% / 700ml


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いよいよ、明日に迫ったラムフェスタ2010!!!
グアドループ島からの出展は、ダモワゾーです。あまりの美味しさに樽ごと盗んで行くラム酒泥棒がモチーフになったシンボルマークでも、お馴染みですね。
このブランのもつフルーティな甘みは、トロピカル・フルーツとの相性もよく、ティポンシュ・ベースはもとより、漬けラムもご用意しています。彩りも美しい漬けラムのコーナーも、覗いてみてください!
(編集部)
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グアドループの右の島、グランテールにたった一つある蒸留所。
ダモワゾーブランドは、1953年に確立。
それ以前はネゴシアン(瓶詰め業者)へ原酒を卸すだけだった。
蒸留塔はオレノとイメカという(それぞれメーカー名)2本の柱状蒸留塔で蒸留される。
蒸留所内ではボトリングをほとんどせず、首都ポアント・ア・ピートルにある工場で行われる。
このブランは、ステンレスタンクで4ヶ月寝かせて加水調整されたもの。
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RYO
香りは、砂糖きびの甘くて青林檎の様なフルーティーな香りに
包まれる。
味は、オレンジ、グレープフルーツ、青林檎の様な、
ほど良い甘さと柑橘系のフルーティーさを感じる。
グアドループのブランの中では、甘口の1本。
shiro
滑らかな優しいブランの口当たりの後、個性的なクセのある香り
と甘味が口の中に余韻としてじわりと残る。
この嫌みのない個性は、食事とともに楽しんでも、お互いを
引き立てあう美味しいクセのように感じられる。
ブランのそれぞれの個性を楽しむという点で、わかりやすく
楽しみながら飲むことの出来るラムである。
Hiro
サトウキビを煮詰めたような、濃厚な甘い香り。
とても滑らかな口当たりで、ハチミツやオレンジなどの
風味が漂う。
舌にはほんのり木樽の香ばしさが残り、甘味と共にフィニッシュ
へと繋がってゆく。
甘めなフルーツなどを漬け込んだら美味しそう!
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